日本の音楽シーンに新たな旋風を巻き起こす、ドラムンベースプロデューサーAzumaiが新曲『Phyllody』をリリースしました。この楽曲は、オランダの伝説的ドラムンベースグループ『Noisia』が主宰する、世界的に有名なレーベルVISION Recordingsのコンピレーションシリーズ『MISSION 03』に参加する形で発表されたものです。
『Phyllody(フィロディ)』は、UKクラブシーンにおいて人気を博すドラムンベースのサブジャンル「Jump Up」をベースにしたトラックで、強烈なベースラインが特徴です。このジャンルは特に2024年から2025年にかけて、クラブやフェスで爆発的に盛り上がることが予想されています。Azumaiは、日本人ならではの繊細で幻想的なシンセサウンドを取り入れ、「Jump Up」のエネルギーと融合させました。曲名の由来は、花が葉に変わる自然現象に着想を得たもので、Azumai独自の精密で夢のような音世界が展開されます。
今回のVISION Recordingsからのリリースは、Azumai自身の長年の夢の実現であり、日本のドラムンベースシーンにとって大きな意義のある出来事です。近年では、日本の新進気鋭のプロデューサーが海外レーベルから楽曲をリリースし始めており、国際的な交流が進んでいます。その中でも、AzumaiのVISION Recordingsへの参加は、日本のアーティストが世界に羽ばたく第一歩となるでしょう。
Azumai本人は、この楽曲のテーマについて語り、「最初にできたのは、硬質なベースラインと妖艶なシンセの絡み合うメロディでした。そこから、自らの作品にふさわしいタイトルを考え、『花が葉に変わる』という変化のイメージにたどり着きました。」と述べています。この楽曲をリリースするタイミングで、彼は日本のカルチャーを世界に届ける貴重なチャンスを享受しています。
『Phyllody』は、3月14日(金)よりSpotifyやApple Musicなどの各種ストリーミングサービス、さらにはBeatportやBandcampでも配信される予定です。聴いてみたい方は、こちらのリンクから楽曲を試聴できます:
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Spotify
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Apple Music
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Amazon Music
また、Azumaiのプロフィールや関連リンクもご紹介します。
このVISION Recordingsとは、オランダのドラムンベーストリオ『Noisia』が2005年に設立したレーベルで、革新性のある楽曲が次々とリリースされています。Noisia自身も数々の名レーベルで活動しており、彼らの影響力は計り知れません。Azumaiの『Phyllody』のリリースは、まさにその流れの一端を担うものであり、日本の音楽プロデューサーとしての新たな一歩と言えるでしょう。
今後の展開が待ち遠しいAzumaiの活躍に、ぜひご注目ください。