2025年ビルボード年間チャート、Mrs. GREEN APPLEが驚異的な成果を達成！

2025年ビルボードジャパン年間チャート発表

音楽ファン待望の2025年ビルボードジャパン年間チャートが発表され、注目のアーティストや楽曲が明らかになりました。今年の総合ソング・チャートで堂々の1位を獲得したのは、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」です。2024年4月にリリースされたこの楽曲は、アニメ『忘却バッテリー』のオープニングテーマとしても知られ、リリースから約1年経った今もなお話題を呼び続けています。

この楽曲は2024年の年間チャートでも5位を獲得しており、特に年末以降の評価が高まり、2025年度にはなんと通算5回も「Hot 100」の首位を獲得する快挙を成し遂げました。2位には、同じくMrs. GREEN APPLEの「ダーリン」が続きます。この曲は、2024年12月にNHK総合で放送された特別番組『Mrs. GREEN APPLE 18祭』のテーマソングとして新たに制作されました。さらに、3位にはロゼとブルーノ・マーズのコラボ曲「APT.」、4位には米津玄師の「IRIS OUT」、5位には再びMrs. GREEN APPLEの「クスシキ」がランクインし、彼らの強さを示しています。

総合アルバムチャートにも注目

続いて、総合アルバム・チャート【Billboard JAPAN Hot Albums】では、Snow Manが昨年に引き続き首位を獲得しました。これにより、Snow Manは“Hot Albums”で史上初の通算3回目の年間首位を達成しました。彼らのアルバム『THE BEST 2020 - 2025』が多くの支持を受け、音楽シーンにおける存在感をさらに強化しています。アルバムチャートの2位から4位は、全てMrs. GREEN APPLEによる作品が占める結果となりました。特に『ANTENNA』や『Attitude』といったアルバムが注目されており、彼らの勢いは止まりません。

アーティストチャートでの快挙

特に注目すべきは、アーティスト・チャート【Billboard JAPAN Artist 100】においてもMrs. GREEN APPLEが首位に立ったことです。この快挙は、彼らが2年連続でこの称号を手にするという歴史的意味も持っています。2位にはドラマ『あなたを奪ったその日から』の主題歌「ブルーアンバー」がヒットしたback number、3位には「Plazma」で年間ダウンロード・ソングを獲得した米津玄師がランクインしました。これに加え、メジャーデビューしたばかりの新星HANAも5位に入り、未来の音楽シーンを担う存在として期待されています。

グローバルな音楽の流れ

日本のアーティストによるグローバルな音楽活動も盛んになっています。今年も国際音楽賞【MUSIC AWARDS JAPAN】が開催され、世界でヒットしている日本の楽曲チャート“Global Japan Songs Excl. Japan”では、Creepy Nutsの「オトノケ」が首位を獲得。加えて、Japan Songsの国／地域別チャートでも、5つの国と地域で堂々の首位に輝きました。

各アーティストからの受賞コメント

Mrs. GREEN APPLEの大森元貴は、「嬉しいです。率直に嬉しいですし、重みを感じています。その期待に応えるべく、今後も楽曲制作を楽しんでいきたい」と語り、透明感のある音楽を愛するファンに感謝の気持ちを表明しました。また、Snow Manの岩本照は、「デビュー5周年の節目にこのような賞をいただけたことを感謝しています」と述べ、今後の活動に期待を寄せています。Creepy NutsのDJ松永も、「日本語を大切にしながら、海外にリーチできる音楽を追求し続けたい」と、グローバルな視点での音楽活動への意欲を示しました。

このように、2025年ビルボードジャパン年間チャートは、日本の音楽シーンがますます多様化し、進化していることを証明する結果となりました。今後もアーティストたちの活躍に期待し、私たちも彼らの音楽を楽しんでいきたいと思います。