推し活と物価高
2025-12-25 10:53:52

物価高でも推し活を守る!年末年始の実態調査が示した現状とは

物価高でも推し活を守る!年末年始の実態調査が示した現状とは



近年、物価が高騰し、円安が続く中で、日本の社会人たちはどのように余暇を楽しんでいるのでしょうか。株式会社PE-BANKの実施した調査によると、約4割の社会人が「推し活」を行っており、今年の年末年始にもこの活動を行う予定がある人が78%を超えるという結果が出ました。この調査を通じて、推し活の現状やその影響を見ていきましょう。

1. 推し活をする社会人の増加



調査の結果、42.3%の社会人が日常的に何らかの推し活に関与していることが分かりました。推し活とは、アーティストやタレント、VTuber、スポーツ選手などの応援活動を意味します。年末年始には、「グッズ購入」や「ライブ・イベント参加」といった項目に多くの支出が集中する傾向があります。

2. 年末年始の推し活予算について



推し活予算について聞いたところ、半数以上が「昨年とほぼ変わらない」と回答し、一部では「減る」との声も。しかし、推しの活動が活発であるため、むしろ推し活予算が増加すると感じる人が多く存在するのが特徴です。一方で、物価高や生活費の増大が影響し、支出を減らさざるを得ない状況も伺えます。

3. 「削る対象」としてではなく「守る支出」としての推し活



「推し活」のために他の支出を抑える社会人が増えており、誇り高い推し活は「削る対象」ではなく、「守る支出」として位置づけられていることが明らかになりました。このことからも、推し活が感情的価値を持つことが理解できます。特に、グッズやイベント参加費など、心の支えとなる支出は重視されています。

4. 年末年始のスケジュール調整



推し活を優先する度合いについては、「最優先する」という人は少数派ですが、やはり年末年始の家族や友人との予定が影響を与えていることが見て取れます。帰省や旧友との再会など、特別な期間に推し活をどう位置づけるかは、個々のライフスタイルに依存します。

5. 海外イベントへの影響



円安の影響が強く感じられる海外イベントへの遠征については、控える人が一定数います。特に、海外公演など価格の高騰が影響している道理です。それでも、国内イベントへの参加意欲は高いことが調査から分かります。

6. 推し活の新たな挑戦



最近の傾向として、「推しの影響で新たに始めたいこと」に言及する声が上がっています。語学や創作活動、さらにはスポーツといった多方面にわたる興味が育まれており、推し活はただの消費に留まらず、自分を磨くための行動に発展しています。

まとめ



以上の調査結果からあることは、社会人にとって推し活は単なる趣味や娯楽ではなく、心の支えとなる「守るべき支出」として広がっているということです。物価高や円安の逆風に直面しながらも、推し活を通じて自分の生活に彩りを添えようとする姿勢が顕著に見られ、今後もこの傾向は続くでしょう。推し活がもたらす新しい価値は、社会人の消費行動の未来を示す大きなヒントとなりそうです。


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