H&Mサステナビリティ報告
2026-03-30 16:39:18

H&Mグループが発表した2025年サステナビリティ報告の成果とは

H&Mグループが発表したサステナビリティ報告



スウェーデンのファッションブランド、H&Mグループが2025年度の年次およびサステナビリティ・レポートを発表しました。このレポートでは、同グループが長期的な成長に向けた取り組みや、気候変動への対策についての進捗が示されています。特に、収益性の改善やブランド力の向上、顧客への価値提供が重要なテーマです。

H&MグループのCEO、ダニエル・エルヴェール氏は、サステナビリティと収益性を両立させながら、長期的な成長を目指す重要な年であったと語っています。2025年度は、売上がプラスに転じ、CO₂排出量も削減が進んでいるとのことです。

サステナビリティへの取り組み



レポートによると、H&Mは引き続きサステナビリティの推進に力を入れており、業界全体へのポジティブな変化を目指しています。具体的な成果としては、以下の点が挙げられます。

  • - リサイクル素材の使用増: 使用される素材の91%がリサイクルまたはサステナブルな調達によるものであり、リサイクル素材のみの割合は32%に達しました。これは、2025年の目標である30%を上回る数値です。
  • - 温室効果ガス排出量の削減: スコープ1およびスコープ2での排出量は41%減少し、スコープ3でも34.6%の削減が実現されました。これは2019年を基準年とした数値で、科学的な目標達成に向けて順調に進捗しています。
  • - 淡水使用量の削減: 衣料品サプライヤーにおける淡水使用量は、2022年基準で22.8%減少しており、この結果は2025年の目標10%削減を大きく上回るものです。

H&Mはまた、脱炭素化と素材イノベーションに対して28億スウェーデンクローナを投資しており、持続可能なファッションの実現に向けて果敢に挑戦を続けています。

リセール事業の拡大



さらに、リセール事業も拡大しており、現在26の市場で展開されています。2025年には、グループ売上の0.8%をリセール事業が占める見込みで、これは2024年から31%増加したことになります。この動きは、環境に優しい消費の促進や、持続可能な社会の構築に貢献しています。

労働権の向上



H&Mグループは、IndustriALL Global Unionおよびスウェーデンの労働組合IF Metallとのグローバル枠組み協定の10周年を迎え、100万人以上の労働者の利益を保護し、労働権の向上にも寄与しています。このような取り組みは、サステナブルなファッションだけでなく、社会的責任の向上にもつながります。

今後もH&Mグループは、サステナビリティの取り組みを強化し、より持続可能な未来を目指して進み続けることが期待されます。持続可能なファッションの実現に向けた道のりは、着実に進んでいると言えるでしょう。H&Mの取り組みは、私たち消費者にも大いに影響を与えるものです。私たちも環境への配慮を持った選択を意識していくことが求められています。


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