セキトオ・シゲオの新作ミュージックビデオが8Kで登場！

セキトオ・シゲオの新作ミュージックビデオが8Kで登場

2023年11月1日、音楽の宝庫である日本コロムビアのプロジェクト、J-DIGSが、セキトオ・シゲオの名曲「ザ・ワード II」の新しいミュージックビデオを公開しました。このビデオは、映像アートの新境地を開くために、OverLightShowとのコラボレーションによって制作されました。

1970年代のアナログ手法を現代の高解像度で

「ザ・ワード II」は1970年代にエレクトーンの練習曲として誕生し、多くの音楽ファンに今も親しまれる楽曲です。今回のミュージックビデオは、その音楽的背景を考慮し、当時のリキッドライト技法をベースにしたアナログの映像制作がなされています。特に、オーバーヘッド・プロジェクターや染料を使用し、幻想的な映像体験を再現。

映像は高解像度の8Kで撮影され、ドリーミーでサイケデリックな音楽を視覚的にも楽しめる作品に仕上がっています。

新しい時代のリスナーにも響く魅力

近年では、セキトオの楽曲はMac DeMarcoやTravis Scottによって引用され、新世代のリスナーにも愛されるようになりました。特に「ザ・ワード II」は、これらのアーティストによって新たな評価を受け、多様な音楽スタイルに影響を与えています。今回のミュージックビデオは、その魅力を強く伝えるために制作されたものであり、ファンならずとも驚きと感動を与える内容になっています。

OverLightShowのクリエイティブなアプローチ

OverLightShowの大場雄一郎氏は、今回の作品について「Word(ことば)とLight(ひかり)の二つのキーワードを元に、オリジナルに敬意を払いつつ、セキトオの音楽宇宙を映像として作り上げました」とコメントしています。アナログの素材を活かしつつ、現代のテクノロジーで新しい表現を試みる姿勢が、音楽と映像の両方から新たな体験を提供してくれます。

参加アーティストと作品の背景

この映像作品の制作には、映像や編集を手掛けたOverLightShowのメンバーが深入りし、さらにドラマトゥルクとして田島由深氏も参加。音楽の内容だけでなく、視覚芸術としての独特な表現も魅力の一部です。

また、J-DIGSでは、セキトオ・シゲオの作品のリイシューも行っており、11月1日には「ザ・ワード II」を含む「華麗なるエレクトーン」がリリースされる予定です。このアルバムは、ヒップホップやドリーム・ポップなど多様な音楽ジャンルの中で再評価されている重要な作品と言えるでしょう。

まとめ

「ザ・ワード II」の新しいミュージックビデオは、セキトオ・シゲオの音楽を新たな形で体験できる貴重な機会です。ぜひ、8K映像で夢のようなサウンドと映像の融合を楽しんでみてください。音楽ファンならずとも、アートや映像を愛する方にも一見の価値があります。詳しくは、新作ミュージックビデオこちらからご覧ください。