伊勢の土用さわ餅
2025-07-08 10:33:32

夏限定の無病息災を願う伊勢の郷土菓子「土用さわ餅」の魅力

伊勢志摩の伝統を受け継ぐ「土用さわ餅」



夏の土用の風物詩として知られる「土用さわ餅」は、伊勢志摩地域で古くから受け継がれてきた郷土菓子です。特に、土用の丑の日に無病息災を願って食べられるこのお菓子は、地域の人々にとって欠かせない存在と言えるでしょう。

五十鈴茶屋の土用さわ餅



株式会社赤福が展開する「五十鈴茶屋」では、2025年の7月16日(水)から21日(月・祝)までの期間限定で「土用さわ餅」を販売します。この期間中、伊勢市内の五十鈴茶屋の本店や直営店舗に加え、名古屋や大阪の百貨店でも取り扱われる予定です。

伝統の味の秘密



五十鈴茶屋の「土用さわ餅」は、ふっくらとした杵つきの餅に、北海道産の小豆を使った粒あんが入っています。さらに、香ばしいごまの食感がアクセントとなり、味わいに深みを加えています。この小ぶりなお餅は、ちょうど良いサイズ感で食べやすく、ほんのりとした塩気が暑い季節の気分を爽やかにしてくれます。

土用の風習「お水汲み」とともに



土用の風習には、「お水汲み」という伝統も存在します。これは、土用の丑の日と八朔(8月1日)の日に、五十鈴川の清水を汲んで神棚に供えるというもので、地域の人々はこの行事を通じて無病息災を祈願しています。この習慣とともに「さわ餅」を食べることで、一層の願いが込められるのです。

販売概要と店舗



「土用さわ餅」は、以下の店舗で購入可能です。
  • - 伊勢地区: 五十鈴茶屋 本店、五十鈴川店、赤福 外宮前店、宇治山田駅店、夫婦岩めおと横丁店
  • - 名古屋地区: 各種名鉄百貨店や松坂屋名古屋店等
  • - 大阪・京都・神戸地区: 各主要百貨店

商品は4個入で1,000円(税込)と、手頃な価格設定も魅力です。消費期限は販売日の翌日となるので、やはり新鮮なうちに楽しむのが一番でしょう。

五十鈴茶屋の理念



五十鈴茶屋は、1985年に創業し、伊勢の自然と文化を背景に、伝統的な和菓子の技術を守りつつも新しいスイーツを生み出し続けています。日本の食文化を豊かにすることを使命に掲げ、季節の素材を取り入れた商品作りに取り組んでいます。

伝えたい和菓子の魅力



このように、五十鈴茶屋は赤福の伝統を継承しながらも大切な郷土文化を後世に残していく役割を果たしています。そして、地域の魅力を国内外に発信し続けることで、日本の和菓子文化の発展に貢献しています。正しい作法で「土用さわ餅」を味わい、伊勢の風習や文化に触れる機会をぜひ大切にしてください。

この夏、伊勢の「土用さわ餅」を味わうことで、あなたも無病息災を祈願してみてはいかがでしょうか?


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