ソシオエステティシャン第14期生が修了
2023年、東京都心で日本エステティック協会が主催したCODES JAPONソシオエステティシャン第14期生の修了式が開催されました。この修了式では、14名の受講生たちが厳しい講座を無事に修了し、新たな一歩を踏み出す瞬間を迎えました。
CODES JAPONとは?
CODES JAPONは、フランスのソシオエステティシャン養成機関 CODES(Cours D'Aesthetique à option humanitaire et sociale)との提携により、2007年から日本でスタートしたプログラムです。その目的は、身体的・精神的な困難を抱える方々に寄り添い、エステティックを通じたサポートを提供することにあります。本講座では医療、福祉、心理といった多様な知識が求められます。
第14期講座の内容
今回の第14期講座は2024年7月から2025年5月にかけて、全24回の講義及び現場実習で構成されています。具体的には、オンラインと対面形式を組み合わせた講義を行い、がんや高齢者医療、子ども、依存症など、さまざまな社会的課題に対するエステティックの可能性について学びました。また、各自が希望する分野での現場研修もあり、実践的なスキルを磨くことができる機会が提供されます。
修了生たちの今後の道
修了した14名のソシオエステティシャンたちは、今後医療機関や福祉施設、支援センターでの実習を経て、CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン資格の取得を目指します。彼女たちはこれからの活動を通じて、人々の心に寄り添い、生活の質を向上させるためのスキルを実践に移していくことでしょう。
ソシオエステティックの重要性
ソシオエステティックは、単に美容に特化した技術ではなく、心と身体のバランスを整えるための人道的・社会的アプローチです。病気や依存症、孤独感を抱える方々に対し、逃げ場を提供し、自己肯定感を回復するための手助けをする重要な役割があります。日本でも、この理念を引き継ぎ、多くの実績を上げている日本エステティック協会による活動が大いに期待されています。
未来への期待
ソシオエステティシャンの資格取得に向けた道のりは終わりではなく、新たな始まりでもあります。第15期講座は2025年7月に開講予定で、さらに多くの人々にこのケアの重要性を広め、心に寄り添うケアの専門職として活躍することを目指します。
人々の心に寄り添い、共感し、支え合うソシオエステティシャンたちの挑戦に注目が集まります。特に医療や福祉の現場において、彼女たちがもたらす新しい視点とアプローチは、多くの人々の心に癒しをもたらすことでしょう。ぜひ次回の講座も、多くの方のご応募をお待ちしています。