正倉院の空想から生まれた美しき菓子
岡山県に本社を構えるナショナルデパート株式会社が、「NOT WAGASHI」ブランドの一環として展開する新作菓子「薔薇文様 木苺水晶酪菓」が登場しました。これは、正倉院に存在したかもしれない薔薇をテーマにした幻想的な菓子で、東京工場での受注販売もあり、注目を集めています。
菓子のデザインとコンセプト
空想正倉院宝物菓シリーズは、これまでの作品のように実在する宝物を基にしたものではありません。新作の「薔薇文様 木苺水晶酪菓」では、もし正倉院に薔薇を刻んだ宝物があったら、という想像から生まれています。史実の余白を埋める形で新たな宝物の姿を考案し、現代の工芸菓子として完成させたのです。
2つのスタイルで楽しむ
今回の新作は、円形の「輪華」とオーバル型の「宝鏡」の2種類が販売されます。
薔薇文様 輪華 木苺水晶酪菓
この円形の菓子は、周囲に無数の宝玉があしらわれ、天面には古典的なハーレクイン・パターンが施されています。その上には、七輪の薔薇のレリーフが刻まれています。中には透明な琥珀羹、フランボワーズソース、バター練り物が重ねられており、求肥の柔らかさが加わることで、なめらかな口当たりと甘酸っぱい風味、そしてモチモチとした食感が楽しめます。
薔薇文様 宝鏡 木苺水晶酪菓
オーバル型の宝鏡は、内部に薔薇と菱文が刻まれ、赤い木苺と白い薔薇が美しく透明な層に浮かび上がります。求肥なしで、透明な琥珀羹、フランボワーズソース、バター練り物を際立たせ、光を透過させることで赤と白のコントラストが際立ちます。
シルクロードの歴史を感じさせる
この菓子には、正倉院に伝わるガラス製品の多くがシルクロードを通じて日本にもたらされたことが影響しています。空想の中で、薔薇文様の宝鏡や輪華もまた、遠い異国から渡ってきたガラスの宝物だったのかもしれません。その思いを込めて、琥珀羹を素材に用い、透明感と光の奥行きを表現しています。
商品情報
- - ブランド名:NOT WAGASHI
- - シリーズ:空想正倉院宝物菓
- - 商品名:薔薇文様 木苺水晶酪菓
- - 内容:1個入り
- - 販売価格:
- 輪華:500円(税込)
- 宝鏡:480円(税込)
- 輪華:直径40mm×高さ22mm
- 宝鏡:40×30mm×高さ22mm
新しい視点から生まれたこの菓子は、ただのスイーツではなく、京都の美と歴史を感じさせる特別な逸品です。ぜひその味と美しさを体験してみてください。