絵本作家ヨシタケシンスケと味の素が描く新たな物語
8月20日(水)、大人気絵本作家のヨシタケシンスケさんと味の素株式会社がコラボレーションした新しいストーリー「うちゅうニュース」が公開されました。このストーリーは、親子に野菜に対する興味をもたらすことを目的としており、特に子どもが抱える「野菜嫌い」の問題にスポットを当てています。
「うちゅうニュース」って?
この物語は、宇宙人が地球の「やさいもんだい」、つまり子どもたちの野菜嫌いをレポートするというユニークな視点で描かれています。物語の中では、親は「栄養があるから食べてほしい」と思い、子どもは「前に食べた時おいしくなかった」といった本音をぶつけていきます。宇宙人はこの両者の気持ちを理解しつつ、「まずは野菜に興味を持つこと」が大切だと提案します。
紙面から育てる「苗ポット」
「うちゅうニュース」の特別な特徴の一つが、ストーリーを切り取って折りたたむことで作れるオリジナルの「苗ポット」です。この苗ポットには土を入れ、好きな野菜の種をまくことができ、成長過程を観察することで親子で楽しい会話タイムを持つことができます。単に読むだけではなく、育てて、観察し、味わうという体験を通じて、野菜への興味や愛情が時間をかけて育まれていくのです。
親子で自由研究にも最適!
夏休みの自由研究テーマとしてもぴったりのこの「苗ポット」は、育てた野菜を親子で収穫する楽しみも提供します。どのくらい大きくなったかや、葉っぱの形についての会話を楽しみながら、自然に食へとつながるキッカケを提供します。これにより、野菜嫌いの解消につながるかもしれません。
企画の背景と意味
近年の調査によると、多くの家庭で子どもたちが十分な量の野菜を摂取していないことが明らかになりました。味の素は、無理に食べさせるのではなく、まずは「野菜に興味を持つ」というアプローチが最も効果的だと考えています。特に、絵本作家であるヨシタケシンスケさんとのコラボレーションによって、子どもたちに寄り添った形での野菜に対する視点を届けることができたのです。
特設サイトとキャンペーンの展開
「うちゅうニュース」の特設サイトは8月20日より公開され、ヨシタケシンスケさんの描き下ろしが楽しめる内容になっています。また、印刷用の苗ポットや塗り絵もダウンロード可能で、自由研究に役立つ情報や特別レシピも紹介されています。さらに、SNSキャンペーンも同時にスタートし、ヨシタケシンスケさんの描き下ろしパンフレットや製品が当たるチャンスもあるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
「うちゅうニュース」は、親子のコミュニケーションを促しながら、楽しく野菜に対する興味を引き出す新たな試みです。このユニークな宇宙人の視点から、野菜嫌いの子どもたちに向けたメッセージが、親子の仲直りのきっかけとなることを願っています。ぜひ、この素敵なストーリーを通じて、家族で野菜を楽しむ時間を増やしてみてください。