QB HOUSEの新たな取り組み「Qプラ」で働く環境を変える
QB HOUSEを運営するキュービーネットホールディングス株式会社は、2025年7月より社員向けのスマホアプリ「Qプラ」をリリースしました。このアプリは、グループ全体のコミュニケーションを効率化するために設計され、働く人々のつながりを強化することを目的としています。
働く人にとっての重要な支援ツール
2023年現在、QB HOUSEは国内外で700以上の店舗を展開、約3,000人の社員が働いています。しかし、少人数での業務を行う現場では、他の店舗の仲間の情報が把握しづらく、孤立感や情報格差が生まれることが課題とされてきました。こうした背景から、「Qプラ」は、特にコミュニケーション不足を解消するための重要なツールとして期待されています。
Qプラの導入背景と目的
近年、理美容業界は人手不足に悩まされており、多くの企業が苦境に立たされています。したがって、「働く人」の確保・定着が企業価値向上の鍵と位置づけられています。そこで「Qプラ」によって、タイムリーな情報共有およびエンゲージメントの向上を図り、安心して働ける環境を提供することを目指しています。
「Qプラ」の導入により、社員間での情報や体験をシェアし、組織としての一体感を醸成することが狙われています。
使いやすさとデザインへのこだわり
「Qプラ」は、スマートフォンを主なプラットフォームとして設計されており、ユーザーインターフェースは直感的に操作できるようになっています。また、SNSのような感覚で情報収集やコミュニケーションが可能なため、利用者は気軽にアクセスできます。このアプリには、業務に役立つ情報や現場での工夫を共有する場としての役割もあります。
コミューン社の技術を活用
「Qプラ」の実現には、コミューン株式会社が提供する「Commune for Work」を採用しています。このプラットフォームは、コンテンツを双方向でやり取りできる特徴があり、さらにリアクションスタンプを使用することで、感情を簡単に表現することもできます。このような機能によって、社員間でのコミュニケーションがより活発になることが期待されています。
今後の「Qプラ」に期待されること
「Qプラ」はただの社内報や掲示板ではなく、ヘアカットに関する知識や技術、仲間の活躍をシェアするための新たなハブとしての機能を果たします。今後の計画には、オフラインイベントやインタビューを連携させ、現場の意見を反映させながら機能の拡張を行います。
歳々に、利用率80%以上を目指し、社員が「Qプラで働いていてよかった」と感じられるような環境作りを進める予定です。
導入の概要
このアプリは、国内全店舗スタッフに向けて提供され、主な機能として投稿、リアクション、Eラーニング機能などを備えています。今後も社員一人ひとりが安心して働けるよう、キュービーネットホールディングスはあらゆる努力を続けていくことでしょう。