地域資源の魅力
2025-08-05 11:40:29

高校生が地域資源を生かした新特産品開発プロジェクト

高校生が地域資源を生かした新特産品開発プロジェクト



北海道富良野市で行われている『産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト』が注目を集めています。これは地元の高校生が地域の魅力や資源について考え、新しい特産品を創り出すことを目的としたプロジェクトです。地域創生を担うレッドホースコーポレーションによる企画・運営のもと、昨年に続く第2回の取り組みとして実施されました。

プロジェクトの概要


このプロジェクトに参加しているのは、富良野高校の商業クラブ「ビーグルCoCo」の3名の生徒。彼らは地元企業である株式会社 野菜田とコラボレーションし、健康に気を使う20~30代の女性をターゲットにした新商品の開発に取り組みました。彼らが開発したのは、代表商品「スナックサプリ」の新バージョン「ヒメナッツ」です。

商品開発のステップ


1. 商品の理念を考慮する:野菜田の代表商品が持つ健康への想いを学びます。
2. ペルソナ設定:ターゲット層を明確にし、栄養素についてリサーチ。
3. 商品名とデザイン:商品の名称やパッケージデザインを考え、発表します。

このような過程を経て生まれた「ヒメナッツ」は、富良野産のメロン、栗、カボチャを使用したスナックで、美味しさと栄養を兼ね備えた商品です。

実績と反響


7月13日、富良野高校で行われた学校祭では、先行販売が実施され、なんと160個を売り上げる結果となりました。さらに、7月28日・29日に開催された「北海へそ祭り」でも100個を販売しました。この成功を受けて、7月25日から富良野市のふるさと納税の返礼品としても登録されることが決まりました。

報告会の開催


このプロジェクトの成果を報告する会が7月18日に開催され、富良野市の市長や教育長、富良野高校の校長、さらには地元メディアも参加しました。生徒からは「地域貢献という意味での意義を実感し、貴重な経験ができた」といった感想が聞かれ、次世代に希望を託すメッセージを発信しました。 実食の際、参加者からは「野菜の甘みが感じられた」という高評価が寄せられました。

地域への情熱


参加した野菜田の代表は「新しい商品を開発する上で、様々な年齢の人との関わりが重要」と話し、試行錯誤を続けた商品に自信を見せました。また、富良野高校は2025年度に新設される統合校に向けて準備が進められており、今後も地域との連携を重視し、続々と新しいプロジェクトを生み出していく予定です。

最後に


『産官学連携によるふるさと納税共創プロジェクト』は、地域資源の魅力を発信する素晴らしい試みとして、多くの人々に愛される特産品を生み出しています。富良野市とその未来を担う若者たちの取り組みから、目が離せません。今後も彼らの活動にご注目ください!


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