親子で楽しむ!未来のポテトチップスデザイン体験
2025年、カルビーのポテトチップスは50周年を迎え、新たなイベントが開催されました。カルビーとアドビがタッグを組み、親子で参加できるワークショップ『“子どもと一緒にタイムトラベル!”生成AIでデザインする50年後のカルビーポテトチップス』が実施されました。会場は東京都千代田区のカルビー本社で、約40名の小学生とその保護者が参加しました。
カルビーの歴史と未来のビジョン
カルビーは1975年、ポテトチップス市場において「うすしお味」を発売し、現在の人気の基盤を築きました。その後も時代の変化に応じて新たな商品を展開し続け、2025年には50周年を迎えます。今回のワークショップは、その節目にアドビからの提案により実現しました。
アドビは「すべての人に『つくる力』を」という理念を持ち、参加者に創造的な体験を提供することを目指しています。一方、カルビーは食を通じて楽しい経験を提供することに力を入れており、それぞれの理念が融合した結果、親子での共同作業が生まれました。
ワークショップの流れ
イベントでは、まずカルビーの担当者からポテトチップスの歴史や変遷についてのレクチャーが行われました。その後、参加者は生成AIを活用したデザインアプリ『Adobe Express』を使用し、50年後のポテトチップスのパッケージデザインにチャレンジしました。
子どもたちは自分のアイデアを思う存分表現しました。例えば「宇宙DX味」や「マグマ味」、「古代の海味」といったユニークなフレーバー名が次々と生まれ、未来のポテトチップスがどのように進化していくのか、想像を巡らせながらデザインを行いました。その後、完成したデザインについての発表タイムでは、どのポイントにこだわったかや、誰に食べてもらいたいかを熱心に語り合う姿が見受けられました。
“Fan With! Project”とコラボレーションの意義
今回のワークショップは、カルビーの「Fan With! Project」も合わせて実施されており、ファンとのつながりを深めることを目的とした全国規模のファンミーティングの一環です。このプロジェクトでは、昨年度に全国の17カ所で約600名のファンとスタッフが参加した交流の場も設けられ、反響も大きかったことから、今年度もイベントを継続して開催する予定です。
生成AIの未来
アドビの提供する『Adobe Express』は、誰でも簡単に魅力的なコンテンツを作成できるツールで、今回のワークショップでもその可能性をお披露目しました。参加者は生成AIを用いて新たなデザインを生み出し、ひょうひょうとした感覚でクリエイティブな表現を楽しむことができました。
今後もカルビーとアドビのコラボレーションを通じて、クリエイティブな体験が広がっていくことが期待されます。親子での楽しい時間を通じて、未来のポテトチップスがどのように形成されていくか、これからの展開に目が離せません!