新東宝の名作が再登場!
新東宝キネマノスタルジアから、待望のDVDが発売されることが決まりました。その中でも注目なのは、明治の恋愛文学を原作にした映画「婦系図より 湯島に散る花」と、土居通芳監督による「地平線がぎらぎらっ」および「汚れた肉体聖女」からなる特別なツインパックです。これらの映画は、時代を超えた感動や魅力を呼び覚ます作品ばかり。今回は、各作品の見どころや背景を詳しく紹介します。
1. 「婦系図より 湯島に散る花」の魅力
「婦系図」は、泉鏡花によって1907年に発表された名作で、その物語は日本の恋愛文学の中でも特に際立っています。この映画化作品のストーリーは、幼い頃に両親を失い、大学教授の酒井によって養育された文学士・早瀬主税と、芸者・お蔦の運命的な出会いと別れの悲劇。主人公の早瀬は、彼女との恋愛と師への恩義との板挟みに苦しみます。相手役の高倉みゆきが演じる艶やかな芸者・お蔦との心の葛藤は、観る者に切なさをもたらします。
1997年に初公開された本作は、監督の土居通芳が多様なジャンルで女性を主体的に描いてきた集大成とも言える作品です。彼の演出は、とりわけ感情豊かで、登場人物たちの心情が痛いほどに伝わってきます。
2. ジャンルレスな名作たち
同時発売の「地平線がぎらぎらっ」と「汚れた肉体聖女」は、いずれもジャンルを超えた刺激的な作品です。「地平線がぎらぎらっ」では、脱獄囚たちの金と女に飢えた欲望を描き、独特なキャラクターの数々が織りなす緊張感あふれるストーリーが展開されます。特に、ジェリー藤尾と天知茂が演じる犯罪者たちの魅力的なキャラクターは必見です。
「汚れた肉体聖女」は、禁断の愛と精神的な葛藤を描いた問題作であり、主演の高倉みゆきが艶っぽい演技を見せる場面が多く、観客の興味を惹きつけます。ストーリーの舞台は、厳しい戒律の中にある修道女学校で、登場人物たちの禁断の愛がどこへ向かうのか目が離せません。
3. 豪華な特典と商品情報
今回のDVDには、両作品のオリジナルタイトルロゴステッカーが付属されており、ファンにはたまらない特典も満載。発売日は2026年3月4日で、価格は「婦系図より 湯島に散る花」が4,180円(税込)、そして「地平線がぎらぎらっ」+「汚れた肉体聖女」のツインパックが6,380円(税込)です。
新東宝キネマの魅力が詰まったこれらの作品を、ぜひ手に取って楽しんでみてはいかがでしょうか。公式SNSでは今後の情報も随時発信されるので、要チェックです!
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