新感覚焼きあづき
2025-07-01 13:40:40

京都の和菓子屋が贈る新しいおやつ「焼きあづき」とは?

京都の美味しさを循環させる「焼きあづき」



日本の伝統が息づく京都に本拠を置く「亀屋良長」。1803年から続く和菓子の名門が生み出す新しいおやつ「焼きあづき」は、環境に配慮した発想から生まれました。今回はこのお菓子の魅力に迫ります。

伝統と革新の融合


「焼きあづき」は、亀屋良長にとって、エコをテーマにした新たな挑戦として2010年に誕生しました。そのきっかけは、百貨店のバイヤーからの「エコのお菓子を作ってほしい」というリクエストです。それに応える形で、ふだんは廃棄される小豆の皮に目をつけました。

小豆の皮は、こしあんを作る過程で出る未利用資源。その皮を利用することで、新たなおやつが生まれる可能性を探りました。オーブンで乾燥した小豆の皮をぼうろ生地に練り込み、従来の焼き菓子とは一線を画す、ざくざくとした食感を実現しました。

焼きあづきの味わい


「焼きあづき」は、その特異な食感に加え、和三盆糖による上品な甘さが特徴です。個包装で8個入756円(税込)で、手軽に楽しめるのも嬉しいポイント。食物繊維が豊富で、1個あたり0.9g含まれているため、健康を意識したおやつとしても最適です。

発売当初は百貨店の催事用に2週間の販売予定でしたが、多くの方々に支持され、今では亀屋良長の主力商品となりました。おやつとしてだけでなく、ちょっとした贈り物としても喜ばれています。

姉妹品「焼きカカオ」


「焼きあづき」に続いて、未利用資源を活かしたお菓子として「焼きカカオ」も登場しました。こちらは京都のショコラトリー「dari K」とのコラボレーションによるもので、カカオ豆の殻を使用しています。カカオ豆の皮と皮付きのカカオ豆が入ったぼうろ生地は、ぱりぱりとした食感と、カカオのフルーティーな風味が絶妙に融合。

完成の鍵を握ったのは代表銘菓「烏羽玉」の黒糖餡。これを加えることで、味わいに深みを持たせ、サクサクとした軽やかな食感が生まれました。価格は918円(税込)で、これも手軽に楽しめる逸品です。

亀屋良長のこだわり


亀屋良長は、伝統を大切にしつつも、新しい発想で商品開発を行っています。京菓子の名門として、長い歴史を持ちながらも、時代に合わせて変化し続けている姿勢が多くの人々に支持される理由です。店舗は京都市内にあり、公式オンラインストアでも購入可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

上質な素材と独自のアイデアから生まれた「焼きあづき」を、ぜひ一度お試しください。日常のおやつとして、心地よいひとときをお届けします。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 亀屋良長 焼きあづき 焼きカカオ

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。