芸能界のダークサイドを描く『スキャンダルイブ』
新たなテレビの形を提案するABEMA(アベマ)が提供するオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』が注目を集めています。主演を務めるのは、実力派女優・柴咲コウ。彼女が演じるのは、タレントのスキャンダルに直面する芸能事務所の代表、井岡咲役。今回、この物語の中で未成年飲酒不倫報道の相手女性、田辺萌香を演じる齊藤なぎさにインタビューを行いました。
ドラマの背景と魅力
『スキャンダルイブ』は、スキャンダルを巡る芸能事務所と週刊誌との熾烈な攻防を描いています。第1話の放送後、わずか5日間で200万回の視聴を記録し、ABEMAの総合ランキングで1位を獲得。多くの視聴者の心をつかんでいます。
このドラマでは、華やかに見える芸能界の裏に隠された実態、そしてスキャンダルが生まれる背景に切り込む内容になっています。特に、未成年飲酒というテーマは、現代社会においても身近な問題であり、観客に対して緊張感を与えています。
齊藤なぎさの役作りについて
齊藤なぎさは自らが演じる田辺萌香というキャラクターについて「この役は本当に難しい」と語ります。特に、軽い気持ちで浮かれている若者が引き起こす騒動の持つ重大さを理解することに苦労したと言います。彼女はお酒があまり得意でないため、萌香のように陽気に楽しむことができるか想像できなかったそうです。「このような世界があるんだな」と実感したとのこと。
撮影の緊張感と仲間たち
齊藤が特に記憶に残っているシーンは、柴咲コウや駿河太郎との共演シーン。撮影時間が長く、思わぬアドリブが飛び出てきた瞬間には、彼女自身も感化されたそうです。緊張感の中でも、刺激的な現場の雰囲気が、彼女の演技力をさらに引き出す形になったようです。
「ずっと台本を見ていた」という齊藤ですが、実は撮影中は糖分を補給しないといけないほど追い詰められていた模様。彼女の真剣な姿勢と食べるもので心の平穏を保つ姿は、まさに若手女優としての苦悩を物語っています。
視聴者へのメッセージ
インタビューの締めくくりとして、齊藤は作品を通して様々な苦悩や葛藤を観てほしいと語ります。「表に立つ人々や、その周りで支える人々の苦悩も描かれているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです」と視聴者に訴えかける姿勢は大変印象的です。
最後に
『スキャンダルイブ』は、ただのサスペンスドラマではなく、視聴者にさまざまなメッセージを投げかける作品です。これからの放送にも期待が高まる中、ぜひご自身の目でこのドキュメンタリーとも呼べるドラマを体験していただければと思います。次回の第2話は、11月26日(水)に配信される予定です。公式サイトでのチェックをお忘れなく!