MISIAが魅了した「星空のライヴXⅢ」東京公演
2月の寒波が襲う中、MISIAの「星空のライヴXⅢ GRAND HORIZON」が東京・有明アリーナで開催されました。冷たい外気とは裏腹に、会場内は熱気で満ち溢れ、満点の星空の下で展開される彼女のパフォーマンスは、まさに圧巻でした。
この公演は、岩手県の盛岡タカヤアリーナを皮切りに行われたツアーの3本目。初日と2日目、雪の影響があったものの、多くのファンが集まり、MISIAと彼女の仲間たちが織りなす音楽の世界に引き込まれていきました。多様な楽器から成る24名によるバンドと15名のダンサーが揃い、美しいサウンドと視覚的な魅力を創出。ライヴの質の高さが早くも話題を呼んでいます。
ハプニングを乗り越えた演出
しかしこのパフォーマンスの途中、予期せぬハプニングが発生しました。オープニングから続くメドレーのラストで、MISIAがステップを踏んだ瞬間、仰向けに転倒しました。会場では一瞬の静寂が訪れますが、驚きと混乱の中、音楽は止まることなく続行。MISIAはマイクを離さず、そのまま歌い上げました。この強靭な姿勢は、観客をさらに感動させ、会場の熱気を一気に引き上げました。
観客の手に持つペンライトが、彼女の勇気に応えるように揺れる中、ハプニングを逆に演出へと昇華させた彼女のプロ意識の高さが示されました。音楽の力を信じて、自ら動き続ける姿に、観客たちの心も熱くなったことでしょう。彼女の「LOVE NEVER DIES」という楽曲とも相まって、その意義を深く理解する時間となりました。
新曲も披露
ライヴ中盤では、2月15日リリース予定の新曲「夜を渡る鳥」も披露されました。この楽曲は、WOWOWとLeminoが共同制作するドラマ『北方謙三 水滸伝』の主題歌であり、バレエダンサーとのコラボレーションなど、豪華な演出が印象的でした。MISIAの歌声が、圧巻の演奏とともに夜明けを告げるように響き渡ります。
本編のフィナーレとして、ツアーのために書き下ろされた「太陽のパレード」でしっかりと締めくくり、アンコールも含めて25曲をMCなしで披露しました。この公演の特徴として、コンサート自体が一貫したストーリーとして語られる形式は、彼女自身の新たな挑戦を示しています。
長期ツアーのスタート
さらに、アリーナツアー終了後の5月には、全国各地での追加公演が発表され、全15会場、19公演に及ぶホールツアーが予定されています。MISIAは、ただの歌手ではなく、エンターテイメントの新たな可能性を拓く存在です。その旅は続いていくことでしょう。
この2時間に渡るライヴを経て、ファンたちと一緒に新たな地平線を目指すMISIAの姿が印象に残りました。これからも彼女の音楽に目が離せません。ぜひ、次回の公演もお見逃しなく!