新たなコーンスナック生産ライン、広島に登場
カルビー株式会社は、広島県廿日市市に位置する広島はつかいち工場に、連結子会社であるジャパンフリトレーのための新たな製造ラインを設けることを発表しました。この新設ラインでは、「マイクポップコーン」や「ドリトス」といった人気商品が製造され、国内における生産能力が現行比で約1.5倍に増加する見込みです。生産開始は2027年4月を予定しています。
ジャパンフリトレーの歴史
ジャパンフリトレーは、1957年に創業され、当初から日本国内でのポップコーンの製造・販売を手掛けてきました。その後、PepsiCoとの合弁事業を経て、2009年にはカルビーの100%子会社となります。現在、同社は「マイクポップコーン」「ドリトス」「チートス」などを主力商品とし、コーンスナック市場では圧倒的なシェアを誇っています。
製造・物流の効率化
ジャパンフリトレーの商品は、これまで茨城県の古河工場から全国へと配送されてきましたが、関東一ヶ所からの配送体制には物流コストや効率面での課題が存在しました。そのため、広島で新たに製造ラインを設けることで、東西二拠点からの供給を実現し、物流の効率化とバックアップ機能の強化に取り組むことになります。
今後、2016年10月にはジャパンフリトレーの営業・物流機能がカルビーに統合される計画が進行中です。これにより、事業運営の見直しが行われ、スナック業界における競争力の強化が図られます。
持続的成長を目指して
カルビーグループでは、成長戦略「Accelerate the Future」を掲げており、これに基づいて商品およびサービスの提供範囲の拡張を目指しています。新たな製造ラインの設置は、この成長戦略の一環であり、国内のスナック事業の拡大を目指し、競争力をさらに強化していく方針です。
このように、カルビーの新たな取り組みは、単なる生産能力の増強にとどまらず、物流の効率を高めることで市場での競争を激化させる重要な一歩になると考えられます。今後の展開に期待が高まります。
まとめ
広島はつかいち工場での製造ライン新設により、カルビー及びジャパンフリトレーの製品供給能力は大きく向上し、市場競争への対応力が強化されます。スナック市場の需要が増える中で、カルビーの戦略がどのように実を結んでいくのか、引き続き注目していきたいところです。