令和の高校生が選ぶ！次期総理大臣ランキング2025の意外な結果

2025年、政治情勢の変化を受けて新しいリーダーが求められている中、現役高校生を対象に行われた「日本の総理大臣になってほしい人」に関するアンケート調査が注目を集めています。この調査では、歴史上の人物から現役の政治家まで、幅広い候補者の中から行われた結果がどのようなものか、詳細をお届けします。

調査の背景と目的

今年は、与党が過半数割れを受け、政治運営に対する期待が高まるなか、現役高校生がどのような人物を望んでいるのかを探る目的で、「ワカモノリサーチ」が実施したこの調査。調査結果は、若者の政治に対する関心や期待を浮き彫りにしました。調査は2025年7月22日から8月4日まで行われ、有効回答数は353名。

1位は安倍晋三、2位は自分

最も多くの支持を集めたのは、元総理大臣の「安倍晋三さん」で、支持率は13.0%という結果でした。安倍氏が在任中にさまざまな政策を実施した記憶が高校生に強く残っているようで、特に高校生からは「安倍内閣の時期が一番平和だった」「国際関係が良く、外交が上手だった」という声が寄せられました。高校生たちは、あの時の安心感を求めているのではないでしょうか。

次点で2位にランクインしたのは「自分」で、6.5%の支持を得ました。「誰がやっても変わらないという感覚」「自分がなんとかしないと」といった自己意識が見え隠れしています。

様々な候補者の意見

3位には現農林水産大臣の「小泉進次郎さん」が5.9%の支持を得て登場。若さと実行力が求められる今の時代、「若い政治家の刺激が必要」と考える高校生たちが多いことがわかります。また、小泉氏のユーモアや発言力にも好感を持たれている様子が伺えます。

続く4位にはYouTuberの「HIKAKINさん」が立ち、教育や社会貢献についての考え方から支持を集めています。「政治にはあまり関わりのない人がいい」との意見も描かれており、これも新たな時代の気運を感じさせます。また、国民民主党の「玉木雄一郎代表」は4位、逆に野党から高く支持されていることから、新しい政治の在り方が求められていると言えそうです。

高校生が求めるリーダー像

この調査からは、現役高校生が政治に関心を持ちつつも、政治家に対するリアリティを持ち合わせていることが分かります。「日本の未来を自分で切り拓きたい」「無駄のない国を作りたい」といった意見が、若者の中に強い希望の光を見えさせます。

この他にも、7位には現総理大臣の「石破茂さん」が登場し、逆風を受けながらも応援の声が飛び交いました。特に「頑張ってほしい」という高校生の思いは、政治に対する期待が低い中の高まりを象徴しています。