松田聖子の名曲が新たに生まれ変わる
音楽界の名曲を現代のフィルターで再解釈する「サンミュージック・レコード リバイブプロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、1970年代から1980年代にかけて多くのアイドルやアーティストを輩出したサンミュージックの珠玉の音楽を若い世代に再び届けることを目指しています。プロデューサーにファッションデザイナーでアートディレクター、レコード店オーナーの弓削匠を迎え、音楽の魅力を再発掘する試みが始まったのです。
プロジェクトの第一弾として、YOGEE NEW WAVESの角舘健悟が松田聖子の名曲「瞳はダイアモンド」をカバーしました。この曲は1983年にリリースされた松田聖子の15枚目のシングルで、松本隆の歌詞と呉田軽穂のメロディが作り出した昭和の名曲として広く知られています。角舘健悟は、優しくも力強い歌声でこの楽曲に新たな解釈を加え、聴く者に深い感動をもたらします。
角舘は自身のライブでもこの曲を披露しており、松田聖子に対する深いリスペクトを持っています。彼は「この曲の時代背景を想像し、自分の表現を込めました。松田聖子を支える音楽家たちの愛情が詰まったこの楽曲の世界観と、今の生活のリンクを見出したい」と語っています。彼の言葉からは、松田聖子の楽曲が持つ普遍的な美しさと、時代を超えて愛され続ける理由が伝わってきます。
限定リリースについて
角舘健悟の「瞳はダイアモンド」は、2023年3月19日にデジタル版が先行リリースされ、6月18日からは7インチレコードとして限定発売される予定です。アナログ盤はレトロな魅力があり、コレクションとしても注目されています。この7インチシングルは、A面に「瞳はダイアモンド」、B面にはインストゥルメンタル版が収録される予定で、ファンにはたまらない内容です。
このプロジェクトによって、松田聖子の音楽が再評価され、若い世代のリスナーに新たな感動を与えることが期待されます。角舘の瑞々しい感性と松田聖子の名曲が融合することで、生まれる新しい音楽の形は、聴く者に新たな発見と感動をもたらすことでしょう。
YOGEE NEW WAVESについて
YOGEE NEW WAVESは、2013年に活動を開始し、2014年にはデビューEP『CLIMAX NIGHT e.p.』をリリースしました。その後、国内外の音楽フェスに出演するなど、多彩な活動を展開。特に、2019年の「TOUR BLUEHARLEM」ではアジア各都市でのツアーを成功させ、2021年にはFUJI ROCK FESTIVALにも出演し、その存在感を高めています。
音楽に情熱を注ぎ込む彼らがどのように名曲を新たに蘇らせたのか、その過程をぜひ楽しんでみてください。彼らの音楽とともに、松田聖子の魅力も再発見できる貴重な機会になることでしょう。ぜひとも、手に入れてみたい一枚です。