奄美の魅力再考展
2025-06-06 11:03:59

特別展「考土 code -奄美-」棲み分ける自然と文化、奄美の魅力を再考する

特別展「考土 code -奄美-」が開催!



銀座もとじの代表取締役社長、泉二啓太さんが「Mikkeキュレーターズ・コンペティション」で特別賞を受賞したことを記念して、彼の初のキュレーションによる特別展「考土 code -奄美-」を開催します。この展示は、2025年6月27日から7月14日まで、Mikke GALLERY(東京都新宿区四谷)で行われます。

魅力的な染織の世界



銀座もとじは1979年から、日本中の染織作家や工房と協力して、着物文化の美しさと精神を次世代へと受け継いでいます。泉二啓太は、伝統的な大島紬の「泥染」技術に新たな視点を加え、特にその可能性を追求した5点の反物作品「泥中の布(でいちゅうのぎん)」で特別賞を受賞しました。この受賞をきっかけに、奄美の自然環境や歴史に焦点を当てたこの特別展が実現しました。

「考土」と「code」の意味



本展のテーマ「考土(こうど)」は、その土地の背景や記憶を考え直すこと、一方、「code(コード)」は、その土地の素材や要素を現代的に解釈することを示しています。泉二は、この展覧会を通じて、奄美の自然、文化、染織の未来を多角的に捉えることを目指しています。

土地の記憶に触れる



奄美大島は、豊かな自然環境を背景に、大島紬の泥染技術が伝承されています。展覧会では、泉二自身が2年間の歳月をかけて探求してきた奄美の大地の特性に合った作品や、他の6組のアーティストによる作品を展示します。

その中には、天然素材を用いた作品や、奄美の独特の泥染め技法を生かした作品が並ぶ予定です。これにより、人々がこの土地でどのように暮らしてきたのか、その記憶を追体験することができます。

アーティストたちの参加



参加するアーティストたちはそれぞれ独自の感性で奄美の風土や文化を掘り下げ、普遍的な問いを投げかけています。彼らの作品は、土地の実際の素材や技法を通じ、奄美の伝統と現代の創造性の交錯を表現します。

体験型ワークショップ



展覧会期間中は、トークイベントや染のワークショップも予定されています。来場者は、出展作家やキュレーターたちとの対話を通じて、作品の背景や創作意図を深く理解することができます。特に、染のワークショップでは、実際に染物体験をすることができ、自ら手を動かして奄美の文化に触れる貴重な機会と言えるでしょう。

特別展の意義との向き合い



この特別展「考土 code -奄美-」は、奄美という土地の記憶や素材に対する新たな理解を促し、未来の染織に向けた可能性を広げることを狙っています。過去の伝承と現代の創造の架け橋となるこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。新たな視点から奄美の魅力を再考する機会をお見逃しなく!

何気ない日常の中に潜む歴史や文化を肌で感じながら、未来への希望を織り交ぜた染織の世界を体感しましょう。


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