美空ひばりの魅力を再発見!特別番組放送で振り返る昭和の歌姫
6月24日。これは美空ひばりの命日であり、今年は彼女の遺した足跡を振り返る特別な年です。美空ひばりは1989年、36年前にこの世を去りました。彼女の音楽とパフォーマンスは、今も多くの人々の心に生き続けています。特に、BS日テレが放送する特別番組では、彼女の偉業を再訪し、視聴者に彼女の魅力を改めて感じてもらえる機会となっています。
この特別な2夜連続番組は、6月25日(水)と6月26日(木)の夜8時から放送されます。最初の夜は「歌謡プレミアム特別版 美空ひばり2時間スペシャル ~日本の夏、ひばりの夏~」。この番組は2015年に放送された内容を再度お届けするもので、息子の加藤和也さんや、ひばりと親しい関係にある天童よしみさんをゲストに迎えています。彼らと共に、ひばりとの思い出を語りながら、貴重な映像や名曲の数々が披露されるのが見どころです。
特に注目すべきは、ゲスト歌手たちによるカバー企画です。川中美幸さんが「真赤な太陽」、秋川雅史さんが「津軽のふるさと」、石川さゆりさんが「愛燦燦」を熱唱します。また、都はるみさんと八代亜紀さんのデュオや、森光子さんが歌う「東京キッド」など、豪華なラインナップの中、視聴者を楽しませる工夫が詰まっています。
さらに、初めて披露される貴重なテープもあります。美空ひばりが息子の和也さんに戦争について語った声は、彼女の愛情と歴史的背景を感じさせる深いものです。戦争の記憶からくる思いやりや、故郷横浜での大空襲の経験を元にした彼女の心情は、視聴者に感情の深さを教えてくれます。
次の夜は、「芸能生活35周年記念リサイタル 美空ひばり武道館ライヴ」です。1981年に行われたこのライブは、ファンから「ひばりの生涯最高のステージ」と称賛されているもので、全50曲が披露されます。ひばりが自身でセットリストを構成したことも話題で、様々な名曲が聴かれるこの機会をお見逃しなく!
「東京キッド」「悲しい酒」「愛の賛歌」といった、彼女の代名詞ともいえる曲が並ぶ中で、当日の感動を改めて体験できる絶好のチャンスです。美空ひばりの音楽が持っている力を再確認しましょう。3674日を経て、時に色褪せることなく、今でも愛され続けている美空ひばりのオーラを感じられることでしょう。
この2夜連続特番は、音楽ファンや美空ひばりを愛してやまない人々にとって、必見の内容です。彼女の存在感と魅力を感じながら、昭和の時代を共にふり返るこの機会をぜひお見逃しなく。
これからの放送日を心待ちにしながら、ぜひテレビの前でお楽しみください。美空ひばりのあの懐かしい歌声が、私たちの心に溶け込んでくれることでしょう。