小売業界向けの新たな購買分析ダッシュボードが登場
株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(RnI)は、2025年2月から小売業界向けの購買データ分析ツール『買いログRetail』のβ版提供を開始します。このサービスは、運営しているアプリ『CODE』から得られる購買データを基に、小売のマーケティング分析を行うものです。
小売業界の競争環境
現在、我が国の小売業界は競争が激化しています。人口減少が続く中、コンビニ店舗数は減少傾向にあり、商業環境は厳しさを増しています。特に、ドラッグストアやホームセンターが食品を扱うようになり、業態のボーダーが曖昧になる中、消費者に選ばれる店舗作りが重要です。以前は現地調査に頼る企業が多かった中で、リサーチ・アンド・イノベーションは新たな視点を提供します。
CODEアプリの特長
『CODE』アプリは、買い物のレシートと商品のバーコードをスキャンすることで、購買データを収集します。このデータは、バーコード単位で情報を得られるため、より詳細な市場分析が可能です。特筆すべきは、このデータが第三者機関であるRnIから直接収集される点です。これにより、自社の販売データに加え、競合店舗や商品の売行きに関する分析が実現しました。
買いログRetailの特性
『買いログRetail』は、特に小売分野に特化した分析ダッシュボードです。『CODE』から取得したデータは単なる数字ではなく、商圏分析や品揃え分析、プライベートブランド(PB)分析を含む十種類の分析テンプレートによって、マーケティング活動に活用できる形に整えられています。今後の更新も予定されており、さらなる機能拡張が期待されています。
企業のサポート体制
現在、トライアル利用を希望する小売企業やメーカーの参加を募集中です。『買いログRetail』を通じて、企業は競争力を高めるための新たな戦略を立てることができます。リサーチ・アンド・イノベーションは、消費者の声を大切にし、企業のマーケティング施策に寄与します。
CODEを通じた消費者への還元
『CODE』は、消費者にとっても嬉しい特典が満載。ポイントが貯まり、家計簿機能もあるこのアプリは、消費者からの評価も高く、使うことで得られるメリットが豊富です。ユーザー登録数は400万人を超え、月間商品登録数は4,000万点を超えています。特に、20〜40代の女性に多く利用されており、彼女たちの日常の支えとなっています。
まとめ
リサーチ・アンド・イノベーションが提供する『買いログRetail』は、競争が厳しい小売業界において、企業が成功を収めるための強力なツールです。これからの小売業界のトレンドを先取りすべく、ぜひこの新たな購買データ分析ダッシュボードをご活用ください。