宮崎県のスーパーフード・青パパイアが全国へ!
この夏から冬にかけて、宮崎県の新富町が産地の青パパイアブランド『パパイア王子』が全国で注目を集めています。代表の岩本脩成さんは、青パパイアの持つ栄養価にフォーカスを当て、日々の食事を通じて健康をサポートしたいという強い想いを持っているで、日本スーパーフード協会の「2022年食のトレンド」において第1位に選出されており、健康・美容を意識する人々に広く支持されています。
青パパイアとは?その栄養価の秘密
青パパイアはその名の通り、完熟する前の青い状態のパパイア。料理にも使われるこの食材は、その酵素量が非常に高いことから「酵素の王様」と称されています。例えば、完熟パパイアに比べて約10倍の酵素を含み、パイナップルに対しても約6倍の量を誇ります。
また、ビタミンや食物繊維に加えて、ポリフェノールや抗酸化物質も豊富に含まれているため、果物の中でも特に健康的な選択肢とされています。栄養価が高く、まさに「メディカルフルーツ」とも言われる青パパイアは今注目の食材なのです。
旬を迎えた青パパイアの魅力
宮崎県新富町では、青パパイアの収穫が始まり、様々な形で食品として流通しています。その新鮮なシャキシャキとした食感は多くの人々から好評で、食材としてだけでなく、サラダや漬物としても楽しむことができます。最近では健康志向の高い層からの人気もあり、メディアでも取り上げられることが多くなってきました。実際の消費者の声としても「新鮮で食べやすい」との評判が寄せられています。
ブランドの誕生と岩本さんの想い
『パパイア王子』を運営する岩本氏は、再生医療の研究員として東京で長年働いていましたが、故郷の宮崎に戻ることを決意。地域おこし協力隊として青パパイアの栽培と商品開発に取り組むことになりました。栽培過程での農薬を一切使わず、露地栽培を行うことで、青パパイアの品質を高め、地域の特産品として育てることに情熱を傾けています。
加工品の多様性とサステナビリティ
『パパイア王子』では、生の青パパイアだけでなく、さまざまな加工食品も展開しています。例えば、青パパイアをブレンドした酵素ティーや万能な酵素シロップ、さらにはサラダにマッチする酵素ドレッシングなんて便利な商品もあります。忙しい日常の中でも手軽に栄養を摂取できる商品設計には「日常に取り入れやすい」をテーマにした思いが詰まっています。
青パパイアの加工品は、長期間保存ができるため、忙しい現代人の生活にぴったり。また、規格外の果実や葉も無駄にせず利用することで、フードロスの最小化にも寄与しています。環境に優しい取り組みが評価され、これからの健康志向の波にも乗ることが期待されています。
販売手段の拡大と全国への展開
『パパイア王子』の製品は、地元のJA直売所や道の駅、さらにはオンラインショップ等を通じて全国で購入可能です。公式のオンラインショップでは、遠方のお客様でも手軽に青パパイアを体験できるようになっており、興味を持つ全国の消費者からも高い評価を得ています。
今後は飲食店とのコラボ企画も予定されており、青パパイアが使用された特別メニューを提供することで新たな客層にもアプローチしていくとのこと。すでに話題のメニューも登場しており、さらなる認知拡大が見込まれる展開です。
ふるさと納税の活用も見逃せない
最近では、ふるさと納税の返礼品としても『パパイア王子』の商品が採用されています。旬の青パパイアを捉えた返礼品は、全国の寄付者に宮崎の魅力を届ける良い機会となっています。寄付のついでに青パパイヤを味わうことで、その魅力を知ってもらう手助けをしています。これにより、さらなるリピーターも増加し、地域活性化にも貢献していくことでしょう。
『パパイア王子』は、青パパイアが持つ可能性を最大限に引き出すべく、様々な試みを続けています。今後も健康を意識する私たちにとって欠かせない存在となることでしょう。この秋冬は、ぜひ青パパイアによるサステナブルな食生活を見直して、健康で美しい毎日を送ってみてはいかがでしょうか。