新世代ラッパー#KTCHANが青山ブックセンター初登壇で新著を披露

新世代ラッパー#KTCHAN、青山ブックセンターに初登壇！

1月にメジャーデビューを果たし、3ヶ月連続でシングルをリリースした新世代ラッパー#KTCHANが、青山ブックセンターにて初の著書「飛んできたナイフは、プレゼントで返したい。」の発売を記念したトークイベントを開催しました。さらに、若手女流落語家の蝶花楼桃花との対談が実現し、多くの注目を集めました。

決して交わることのない二人が同じステージに

一見接点がないように思える二人は、実は共通点が多く存在します。活動スタンスや生き方において、「周囲や常識に囚われず、自分自身の道を切り開く」という挑戦する姿勢や、言葉を紡いで観客を楽しませるエンターテイナーとしての役割が共鳴しています。

トークイベントは異なる空間で行われたこともあり、独特の緊張感が満ちていました。開演時間にお互いの印象を語り合う中で、蝶花楼桃花は自身が本の中で印象的だと感じた部分についても触れました。

主張を貫くためには、時には批判も受け入れて

質問が飛び交う中、特に心を打ったのは新しい挑戦に関しての部分でした。自分自身を貫いていくためには批判や嫌がらせを受けることもあるはずですが、#KTCHANは「むしろdisられたい」と述べ、自身の考えをしっかりと表現しました。「disられることも長所になるんです」と彼の独特の感性を垣間見ることができました。

男女の壁を超えて言葉の力を見つめる

ラップや落語の世界は依然として男性の割合が多い業界です。そこで、女性が直面する苦労や社会全体におけるジェンダーの解放についての意見交換が白熱しました。参加者たちは、相手の立場や経験を尊重しながら、言葉の力について深く考える貴重な時間を過ごしました。

大盛況の60分間

本イベントはあっという間の60分で幕を閉じましたが、初対面の二人とは思えないほど盛り上がり、ポジティブな雰囲気に包まれました。

次回、#KTCHANは2025年7月5日(土)に代官山UNITで行われるイベント「@LIVE1.99」に出演予定です。このイベントではラッパー、ダンサー、バンドが一同に会し、新たな音楽体験を提供する予定です。