アートで日常を振り返る
ルミネ新宿の「WALL_shinjuku」では、待望のYU SORA個展「記録された日々―기록 된 나날―」が開催されることとなりました。これはエイベックス・クリエイター・エージェンシーとルミネのコラボレーションによるアートプロジェクト「MEET YOUR ART」によって実現されたもので、同スペースでの開催は三回目となります。
YU SORAは、日常の小さな出来事や記憶など、普段何気なく見過ごしている風景を、白い布と黒い糸を使った手刺繍で表現するアーティストです。彼女の作品には、一針一針に込めた温もりがあり、鑑賞者に安心感や親しみを与えてくれます。この個展では、ある本からインスピレーションを受けた三つの「日々の言葉」と共に、彼女の刺繍作品が展示されます。
初日の2025年3月22日(土)14:00からはオープニングレセプションも行われます。参加することで、作品の背後にあるストーリーを直接聞ける貴重な機会です。さらに、来場者にはWALL_shinjukuオリジナルステッカーも配布されるとのこと。アートに興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
YU SORAの作品に触れる
YU SORAの刺繍作品は、彼女自身の宝物でもあります。特に、彼女が生まれて690日の娘から刺激を受けた作品は、自身の日常生活をリフレクションしています。彼女が感動した日常の一コマ、ピンポンが鳴る待ち時間や、母を迎えに行く時間。これらの瞬間は、言葉を通じて彼女の心の中にしっかりと根を下ろし、それが作品に反映されているのです。
「16:30」その時間に、彼女の娘は保育園のお迎えに行く際によく目にする飛行機を指差し、小さな声で自身の日常を語ります。このような些細な瞬間を大切にし、じっくり時間をかけて思い出として紡ぎ出したYU SORAの作品は、日常の美しさを再認識させてくれます。
彼女のプロフィールを振り返ると、1987年に韓国の京畿道で生まれ、2011年に弘益大学を卒業、2020年には東京藝術大学大学院を修了しています。数々のアートイベントや賞を受賞しており、特に最近ではsanwa company Art Awardでグランプリを受賞したことでも注目を集めています。
個展は2025年3月22日から6月中旬まで開催されます。会場は「WALL_shinjuku」、時間は11:00から21:00まで、入場は無料で予約も必要ありません。アートを通じて日常の素晴らしさを感じたい方、心の温まるひと時を過ごしたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
概要
- - 会期: 2025年3月22日(土)〜6月中旬
- - 時間: 11:00-21:00
- - 入場: 無料・予約不要
- - 会場: WALL_shinjuku(ルミネ新宿ルミネ2‐2F)
- - オープニングレセプション: 3月22日(土)14:00-16:30
アートをより身近に感じることができるYU SORAの個展。ぜひ、彼女の作品を通じて日常の魅力を体験してください!