EVHの新デジタルアンプ、『5150III Hypersonic 6L6 1x12』の魅力
2023年の秋、エレキギターとアンプの名門EVHが新たに発表した『5150III Hypersonic 6L6 1x12』は、革新的なデジタルテクノロジーを取り入れたデジタルアンプです。このモデルは、エディ・ヴァン・ヘイレンの伝説的な5150IIIチューブアンプのサウンドをリアルに再現することを目的としており、特に自宅での使用や移動ライブに最適な性能を持っています。
進化したサウンド
この新型アンプは、軽量設計を採用しながらも、パワフルでクリアな音質を実現しています。通常の真空管アンプが抱える重量やメンテナンスの問題を解消した上で、EVHならではの明瞭なトーンとダイナミックなレスポンスを提供します。また、Celestion®スピーカーと丈夫な合板キャビネットを搭載し、サウンドの広がりや音量感も申し分ありません。
機能性と柔軟性
『5150III Hypersonic 6L6 1x12』は、クリエイティブな音作りができる多彩な機能が特徴です。チャンネル1と2にはそれぞれコセントリックGAIN、EQ、VOLUMEコントロールがあり、細かい調整が可能です。さらに、独立したノイズゲートがあるため、ノイズを抑えたクリーンな音を得ることができます。これにより、さまざまなスタイルやプレイに対応できるようになっています。
また、最新のフットスイッチを活用することで、演奏中でもリバーブやエフェクトループの切り替えが容易に行えます。パワーセレクターでは、フルパワーから5段階のレベルアッテネートが選択でき、どんな音量でも理想のトーンを得ることができます。
レコーディングやライブでの使用
このアンプは、レコーディングやライブパフォーマンスにおいて非常に便利な機能も備えています。インパルスレスポンス(IR)キャビネットシミュレーションを内蔵し、バランスXLRラインアウトを通じて直接スタジオ品質のサウンドを出力できます。また、ミュートスイッチの搭載により、静かな環境での録音やステージモニタリングにも対応可能です。
軽量設計とスタイリッシュなデザイン
重量は約17.7kgと軽量で持ち運びがしやすく、この特性はライブ活動が増える現代のギタリストにとって非常に魅力的です。デザインも洗練されており、クラシックなブラックとエレガントなアイボリーの2色展開がされているため、様々なスタイルにマッチします。
EVHの革新精神を受け継ぐ
本製品についてEVH製品責任者のジョン・ロマノウスキーは、「EVHアンプの進化形であり、エディの象徴的なトーンをより身近なものにしてくれる」と語っています。これにより、より多くのミュージシャンがエディ・ヴァン・ヘイレンの伝説的なサウンドを手に入れることができ、自宅でもステージでもその音色を楽しむことができるようになります。
発売予定
『5150III Hypersonic 6L6 1x12』は、2025年12月4日(木)から全国のEVH正規取扱店にて受注が開始され、2026年の秋に出荷される予定です。ニーズに合ったサウンドを体験したい方は、ぜひ予約を検討してみてください。
EVHがもたらす新しい音楽の可能性を感じながら、魅力的なリズムを自宅やステージで楽しんでみてはいかがでしょうか。