金沢のヤマト醤油味噌が達成した快挙
石川県金沢市大野町に本社を構える株式会社ヤマト醤油味噌が、国際的な日本酒の品評会「Tokyo酒チャレンジ 2026」において、その製品『ヤマトどぶろく(柚子)』が最高位であるプラチナ賞を受賞しました。この受賞は、初出品ながらの大きな成果として、業界内外で注目を集めています。
独自の製法と機能性
受賞の裏には、同社が長年取り組んできた醸造学の知見があります。副社長であり甘酒の機能性研究で博士号を取得した山本晋平氏は、糀甘酒の進化版として「どぶろく」の研究を進めてきました。ヤマトどぶろくは、「糀」と「玄米」を原料に使い、発酵による自然な風味を追求しています。
特に、GABAを含むこのお酒は、現代人の健康志向に寄り添った設計がなされています。1本あたり60mgのGABAを含み、カフェインはゼロ。ゆえに、就寝前のリラックスタイムのお供にも最適です。
ソムリエも認める味わい
今回のどぶろくは、柚子の香りが心地よく、糀の甘みが微かに感じられる仕上がり。特に、スイーツとの相性が抜群で、クリーミーなチーズケーキとのペアリングは好評でした。日本酒としての属性を持ちながら、親しみやすい味わいが、これからの新しいお酒の楽しみ方を提案しています。
健康的なライフスタイルの提案
ヤマト醤油味噌では、発酵文化を継承しながらも、現代のニーズに応える新しい伝統食の創造を目指しています。「一汁一菜に一糀」という考え方を基本に、お酒も日々の食事に取り入れやすく、腸内環境や免疫力の向上に寄与することを目指しています。
四代目の情熱が実を結んで
この快挙は、現社長の山本晴一氏を含む四代目が、家族経営での信念と情熱をもって成し遂げた成果といえるでしょう。金沢の醸造町での歴史的背景を持つ彼らが、地域資源を活かし、先人の知恵を基にした製品開発を行う姿勢が国際的にも評価されました。
新たな研究所の設立
また、ヤマト醤油味噌は新たに「山藤濁酒研究所」を設立予定で、伝統的な発酵技術に現代的なエッセンスを加えた商品開発を進めていきます。
新パッケージへのリニューアル
2026年6月8日には、プラチナ賞受賞を記念した新パッケージの発売も控えています。持ちやすいスリーブデザインや利便性を考慮した耐水設計が特徴で、プロの現場でも喜ばれる仕様です。
このように、革新と伝統の融合を目指すヤマトの取り組みは、今後も目が離せません。心と体に寄り添う新たなお酒として、ヤマトどぶろくは新しい価値を提供し続けることでしょう。