芸術と脳科学の対話
2025-09-03 11:55:33

芸術と脳科学が語る現代社会の姿とは?特別トークイベントのご案内

トークイベントの概要


来たる2025年9月28日、東京都品川区にある現代アートミュージアム『WHAT MUSEUM』で注目のトークイベントが開催されます。画家の諏訪敦さんと脳科学者の中野信子さんが登壇し、テーマは「ゾンビ化する社会」で絵画を考えるというものです。这场イベントは、2025年9月11日から始まる諏訪敦の大規模個展『きみはうつくしい』に関連して企画されました。

展覧会『諏訪敦|きみはうつくしい』の魅力


約3年ぶりとなるこの個展は、静物画や肖像画など新作を含む約80点が展示され、諏訪敦の独自の制作過程や美術史へのアプローチを紹介します。彼は美術に留まらず、歴史や民俗、臨床医学といった多くの学問のリサーチを作品に反映させており、観る者に新たな視点を提供します。

ゾンビと閃輝暗点


イベントの中で特に興味深いのは、「ゾンビ」という言葉が持つメタファーです。中野信子さんは、著書『ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする』において、社会における行動や思考を考察しています。諏訪さんは、自身の絵画を「ゾンビ化した絵画様式」と表現しており、表面をなぞるだけの技法に対する懐疑を込めています。
このイベントでは、彼らがいかに「ゾンビ」という概念を捉え、それが芸術や社会といかに関わるかについて深く掘り下げます。さらに、視覚的な現象である「閃輝暗点」についても言及します。この現象は、諏訪さん自身が長い間悩まされており、彼の絵画制作に大きな影響を与えています。 中野さんも同じ症状を経験しており、視覚の変化が創作にどのような影響を及ぼすかを検討する機会となるでしょう。

モデレーターとともに


また、本イベントでは、展示構成を担当した宮本武典さんをモデレーターに迎え、中野さんと諏訪さんの対話を進めます。異なった分野の第一人者であるお二人が織りなす議論は、作品理解を深めるだけでなく、作品の背後にあるコンセプトや制作意図についても新たな視点を提供してくれることでしょう。

イベント詳細


  • - タイトル: 『ゾンビ化する社会』で絵画を考える
  • - 日時: 2025年9月28日(日)18:00〜19:30
  • - 登壇者: 脳科学者 中野信子、画家 諏訪敦、モデレーター 宮本武典
  • - 参加費: 無料(ただし、WHAT MUSEUMのセットチケット2,000円が必要)
  • - 定員: 40名(事前申し込み制、先着順)
  • - 会場: WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川2-6-10)

お問い合わせ


WHAT MUSEUMへの詳細なお問い合わせは、公式サイトをご覧ください。
WHAT MUSEUM 公式サイト



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