八王子芸術祭で新作戯曲を楽しむ！初読リーディングの魅力

八王子芸術祭が開催されるこの時期、地域の新たな文化が誕生する瞬間を見逃せません。今年も「新作初読リーディング」が実施されます。このイベントは、作り手が自身の戯曲を初めて声に出して読む場を設け、お客さんとその面白さを共有する特別な機会です。

新作初読リーディングとは？

「新作初読リーディング」とは、戯曲が完成される前の対話や演技を体験するイベントです。初日のドキドキ感と期待に満ちた空間で、観客は新しいストーリーの可能性に触れることができます。2023年の特色として、俳優たちが初めて顔を合わせ、新たなやりとりが即興的に生まれる様子が見られるでしょう。即興演技からは、演劇の深さや俳優の表現力が垣間見えます。

日程と上演作品について

八王子芸術祭では、12月6日（土）と7日（日）の2日間にわたり、3本の新作戯曲が披露されます。以下がその日程です：

12月6日（土）

- 1部 15:30　大石恵美（ダダルズ）『燃えるぞ（仮）』
- 2部 17:10　中尾幸志郎（散策者）『変顔のダンス』
- 3部 18:50　中村大地（屋根裏ハイツ）『ナイトツアー（仮）』

12月7日（日）

- 1部 13:00　中村大地（屋根裏ハイツ）『ナイトツアー（仮）』
- 2部 14:40　大石恵美（ダダルズ）『燃えるぞ（仮）』
- 3部 16:20　中尾幸志郎（散策者）『変顔のダンス』

各回は75分を予定しており、上演後にはアフタートークも行われます。開場は各回の20分前となっています。

会場と参加方法

本イベントは八王子市第八小学校の家庭科室で行われます。入場は無料ですが、事前の申し込みが必要です。参加希望者は公式サイトから手続きが可能です。

参加作家と戯曲の特徴

イベントには、3名の作家が登場し、それぞれ異なるスタイルの戯曲を発表します。
大石恵美は、会話劇を通して自分自身の内面的な変化を探求する作品『燃えるぞ（仮）』を発表します。
中尾幸志郎は、顔の表情に着目し、ユーモアを含んだ作品『変顔のダンス』を展開します。
また、中村大地は、実際の体験を基にした新たな物語を描く『ナイトツアー（仮）』に取り組んでいます。それぞれの作家が届ける新しい視点を楽しむことができる貴重な機会です。