未来を見据えた教育
2025-09-18 08:24:26

子どもたちの未来を見据えた環境教育が大治小学校で開催

子どもたちの未来を見据えた環境教育が大治小学校で開催



2025年9月17日、大治町立大治小学校で、食品ロスやリサイクルに関する環境教育の出前授業が行われました。株式会社アオキスーパーが主催し、4年生156名が参加したこの授業は、未来を担う子どもたちに環境問題への理解を深めてもらうことを目的としています。

授業テーマと内容



授業は、特に以下の3つのテーマに焦点を当てました:食品ロス削減、食品トレーのリサイクル、廃食油のリサイクル。各テーマに対して、子どもたちが楽しみながら学べるよう、わかりやすく工夫されたプログラムが用意されました。

食品ロス削減



最初のセッションでは、ミライデザインGXが提案するグッドミライプロジェクト『ハピタベ』に基づいて、食品ロス削減活動について説明がありました。食品が無駄に捨てられることが、どれほど環境に悪影響を与えるのか、またその解決策について、子どもたちは実際の事例を通じて学びました。楽しいクイズ形式の体験を通じて、意識の向上を図りました。

食品トレーのリサイクル



次に、食品トレーのリサイクルについて講義が行われました。エフピコ社が取り組む『トレーtoトレー』のプロジェクトについて、子どもたちは実際に使用されるリーフレットを使って学びました。この仕組みは、店頭で回収した食品トレーを新しい食品トレーに再生させるという循環型の取り組みで、子どもたちにとっても身近な話題となりました。マンガ形式の教材を使用することで、内容がわかりやすく楽しい授業となりました。

廃食油のリサイクル



最後のセッションでは、日本航空(JAL)と連携した廃食油のリサイクル活動について説明がありました。家庭から出た使用済みの油を回収し、持続可能な航空燃料(SAF)に変えるプロジェクトが紹介されました。専用ボトルや回収ボックスを使って、どの油がリサイクルでき、どれができないのか、さらにCO₂削減にどのように貢献するのか、実際に目に見える形で学ぶことができました。

持続可能な未来へ向けて



アオキスーパーは、今回の出前授業を通じて、子どもたちが環境問題への関心を高めることを期待しています。このような啓蒙活動を今後も継続し、持続可能な循環型社会の実現へ向けて貢献していく方針です。

この授業は、ただ学ぶだけでなく、将来を担う子どもたちが自らの手で社会を変えていく一歩となることを願っています。皆さんも、ぜひ自分自身の日常生活の中で環境に配慮した行動を心掛けてみてはいかがでしょうか。


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