HALCALIの新たな波が海外で広がる!
音楽ユニットHALCALIの新曲「おつかれSUMMER」が、再び注目を浴びています。2003年にデビューした彼女たちの楽曲が、2025年の今、海外の音楽シーンに旋風を巻き起こしているのです。
HALCALIとは?
HALCALIは、HALCAとYUCALIの二人組から成る音楽ユニットで、小学生時代からの友人です。彼女たちは、2002年に行われた女性ラッパーオーディションで優勝し、2003年のシングル「タンデム」でデビューを果たしました。以来、RIP SLYMEのRYO-ZとDJ FUMIYAという豪華なプロデューサー陣を迎え、多くのCMソングやヒット曲を世に送り出してきました。
「おつかれSUMMER」再注目の理由
「おつかれSUMMER」は、アルバム「ハルカリベーコン」に収録された楽曲ですが、今また新たな注目を浴びています。特にSpotifyにおいて、再生回数の急上昇が見られ、デイリーレートがわずか2000回から、最近では150,000回に迫る勢いです。特に外国のリスナーからの支持が増している模様で、アメリカやイギリス、東南アジアを中心にその人気が広がっています。
TikTokの影響
また、TikTokでは「おつかれSUMMER」を使った投稿が38,000件を超えており、これが楽曲の人気に拍車をかけています。投稿の中には、さまざまなキャラクターやトレンドに基づいたクリエイティブな動画が多くあり、特に「Otsukare Summer Meme」としての位置づけが増えてきている感じです。音楽演出やクリエイティブなコンテンツが交わることで、新たなファン層が形成されています。
制作サイドの反響
この楽曲をプロデュースしたFantastic Plastic Machineの田中知之氏も、ここまでの盛り上がりに驚きを隠せない様子。SNSで「22年前に制作した曲が、今また海外でバズっているなんて」と述べ、Spotifyでの登場頻度の急上昇に感激しています。音楽マーケッターの松島功氏も、昔のJ-POPが再評価される現在の状況を興味深く見守っています。
今後の展開
HALCALIは、2025年5月10日20時から過去のMusic VideoをYouTubeでプレミア公開する予定です。これにより、彼女たちの追い風がさらに強くなるかもしれません。音楽シーンの新しいサマーアンセムとして「おつかれSUMMER」がどのように進化していくのか、これからも目が離せません。また、若い世代にどのようにして受け入れられるのか、この夏の音楽の一大トレンドになることが期待されています。
この再燃劇により、HALCALIのこれからが非常に楽しみです。彼女たちの音楽が持つ力と、それに乗っかる新たな波が、どこまで広がるのか、ぜひフォローして見守りましょう。