毛髪研究の成果
2024-12-10 14:27:27

タカラベルモント、毛髪研究で3つの新発見を発表!

タカラベルモント、毛髪に関する3つの研究成果を発表



タカラベルモント株式会社は、2024年11月に開催された「第2回日本化粧品技術者会 学術大会」において、毛髪に関する研究成果を発表しました。この大会は神戸国際会議場で行われ、企業としては最多の3題(口頭1題、ポスター2題)を発表。実に、過去11年間で同一企業から同時に毛髪に関する研究が3題選ばれるのはこれが初めてとなります。

発表された研究内容



1. 免疫組織科学とケラチンプロファイリング



主にクセ毛やストレートヘアの違いに着目し、毛髪の重要な構成成分であるケラチンの分布を調査しました。自社の毛髪イメージング技術を使用し、各ケラチンの分布を可視化。その結果、コルテックスに12種類のケラチンが存在し、その中の3種類がクセ毛において特有の分布を持つことが判明しました。これは、今後の製品開発において、クセ毛やストレートヘアに特化した個別アプローチを可能にするでしょう。

2. 超硫黄分子と毛髪の関係



この研究では、髪の内部に存在する超硫黄分子の詳しい調査を行いました。毛髪の中の超硫黄分子は、コルテックス内での分布がオルト様Coに似ていることがわかり、メデュラでは、ブラックメデュラに多く存在していることが判明しました。これらの知見は毛髪の健康を維持する新しいアプローチの基礎になると期待されています。

3. ダメージ毛の内部からのケア方法



この研究では、ヘアスタイルの多様化によって抱えるダメージ毛の内部ケアに関して、フルオレセインナトリウムとスルホローダミン101を使用して染色パターンを分析。100を超えるケア成分の中から、コルテックスに強い反応性を示すものを選び出しました。この成果は、将来的により効果的なヘアケア製品の開発に繋がるでしょう。

所感と今後の展望



発表に参加した研究者たちは、今回の成果は髪の健康に対する新しい視点を提供するとともに、これらの研究が将来的に製品開発に大きく影響することを期待しています。タカラベルモントは、「美と健康をかなえる」ことを目指し、さらなる研究を重ね、持続可能な社会を実現するプロフェッショナルたちと共に成長し続けます。

タカラベルモントは創業100周年を迎え、今後もそのパーパスを軸にした経営を進め、美しい人生の実現に向けて新たな挑戦を続けます。

さらに、公式SNSでは最新の研究や製品情報を随時発信しているので、興味のある方は是非フォローして最新情報をキャッチしてください。特にインスタグラムのアカウント「@takarabelmont_japan」では多彩なコンテンツを楽しめます。


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