LEGO BIG MORLタナカヒロキが初の小説を連載開始!
2025年11月13日(木)、ロックバンドLEGO BIG MORLのギタリスト、タナカヒロキ氏による初の小説が、オンラインの小説投稿サイトmonogatary.comで連載されることが発表されました。その名も『陽と月』。これは、オリジナル音楽と物語の融合をテーマにしてきた彼の新たな挑戦です。
monogatary.comは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する、参加型の小説&イラスト投稿プラットフォームです。毎日異なる「お題」をもとに、多くのクリエイターが物語を紡ぎ合い、評価やコメントを通じてリアクションを楽しむことができます。このサイトからは、数々の人気作品が生まれ、特に音楽とのコラボレーションで有名なユニット、YOASOBIの誕生もその一例です。
小説『陽と月』の内容
『陽と月』は、夢を追い求めるロックバンドのメンバーたちの青春を描いた物語です。主人公は、吃音症を抱えながらも音楽への情熱を失わない「月」と、天真爛漫で音楽の才能に恵まれた「陽」。二人は対照的な個性を持ちながら、同じ夢を共有しているバンドメンバーです。
物語の背景には、東京という都市が広がり、夢と現実の狭間で葛藤する彼らの姿が描かれます。成功を手にすることの喜びと、失敗への恐怖が交錯し、どちらの道を選んで進んでいくのかが彼らの選択となります。「夢は叶わなかったら不幸?」や「売れたら本当に幸せなのか?」といった根本的な問いが浮かび上がる中、二人は自身の感情と向き合いながら音楽を続けていきます。
タナカヒロキの背景
タナカヒロキ氏は、2006年に結成されたバンドLEGO BIG MORLのギタリストであり、作詞活動も行ってきました。その情感豊かな歌詞は、聴く者に深い感動を与えています。また、彼自身が吃音症の当事者であることも特筆すべき点で、これまで表現しきれなかったリアルな感情を小説という新しい形で伝えることに挑んでいます。
さらに、日常生活の中でバンド活動が持つ中毒性についても触れ、音楽に生きることの喜びや苦悩を赤裸々に描いています。これからバンド活動を目指す若者や、邦ロックが好きな方々には特に響く内容となっているでしょう。
公式連載情報
毎週木曜日に更新される『陽と月』は、読者を新たな物語の世界に引き込みます。以下のURLからご覧いただけますので、ぜひご注目ください。
monogatary.com 小説『陽と月』ページ
タナカヒロキ氏のインタビュー
小説執筆に至った背景や、これまでのバンド活動の経験について語ったタナカ氏のインタビューも、WEBザテレビジョンに掲載されています。初めての作品にかける思いをぜひご確認ください。
インタビュー記事リンク
結論
タナカヒロキの小説『陽と月』は、彼自身の音楽キャリアと個人的な経験を結びつけた、読者にとって共感を呼ぶ作品となることでしょう。青春を描き出すこの物語を通じて、夢を追うことの意味を考えさせられます。そのエモーショナルな描写は、まさに音楽を通じてしか表現できない特別なものです。音楽ファンはもちろん、全ての人に読んでいただきたい一作です。