ピアジェが語る、エレガンスの真髄 −「シェイプオブエクストラレガンザ」

豪華絢爛なハイジュエリーの世界を体感

スイスの高級ジュエリーブランド、ピアジェがバルセロナで開催した新しいハイジュエリーエキシビジョン「シェイプオブエクストラレガンザ」。この展示では、ブランドが持つ独特のエレガンスと大胆さが見事に融合した作品群が披露され、訪れた人々を惹きつけました。

エレガンスの再定義

「シェイプオブエクストラレガンザ」は、ピアジェ独特の美学とデザイン哲学が反映された作品です。昨年の「エッセンスオブエクストラレガンザ」の続編として、1960年代から70年代にかけてのピアジェの創造性を掘り下げる、3部作の第2章に当たります。ピアジェのクリエイティブチームが手掛けたこれらのハイジュエリーは、現代的なアプローチで過去の名作を再構築し、伝統と革新を見事に両立させています。

特に注目を集めたのは、#G37T4300「カイレドスコープライト」ネックレスと、#G0C50726「エンドレスモーション」テーブルクロック。前者は160,160,000円、後者は44,440,000円（税込・予価）という価格で、まさに美術品と呼ぶにふさわしい仕上がりです。これらの作品は、ピアジェのアーティスティックなビジョンとともに、工芸技術の極みと言えるでしょう。

アートとのコラボレーションの軌跡

ピアジェは、アートとの深い関係を築いてきました。この展示でも、著名アーティストとのコラボレーションがテーマのひとつとして取り上げられています。サルバドール・ダリやアンディ・ウォーホルといった偉大なアーティストたちとのコラボレーションによって、ピアジェはジュエリーを新しい芸術として位置づけています。特にイヴ・ピアジェが推進した「ピアジェソサエティ」は、様々なアイデアを生み出すためのインスピレーションの源でもありました。

グローバルアンバサダーとともに

エキシビジョンでは、ピアジェのグローバルアンバサダーであるチョン・ジヒョンやイ・ジュノ、アポー・ナタウィンといったセレブリティたちも来場し、作品に対する期待と興奮がさらに高まりました。6月18日に行われたガラディナーには、彼らが着用したハイジュエリーが披露され、その美しさに参加者たちは息を呑みました。

ピアジェの歴史と未来

1874年に創業されたピアジェは、以来そのユニークなスタイルと技術で世界中の人々を魅了し続けています。特に、薄型ムーブメントの設計は、ブランドの代名詞とも言える存在で、ジュエリーだけでなく時計製造の分野でも高い評価を受けています。

ピアジェは今後も、アートとの対話を通じて新たな創造性を追求し続けるでしょう。そんな未来に、私たちも期待を寄せることができます。