山本海苔店の新たな挑戦
1849年の創業以来、日本橋で愛され続けている山本海苔店が、新たな歴史を刻みます。2025年11月4日、同店は新しい本店を開業し、新業態「手巻きYAMAMOTO」として、海苔を味わう新しいスタイルを提案します。移転の背景には、地域の再開発とともに、海苔の魅力をさらに広げたいという想いがあります。
 新本店のロケーションと移転の理由
新本店は日本橋室町一丁目地区の再開発プロジェクトの一環として移転します。これまでの店舗から徒歩2分の場所に位置し、長年ご愛顧いただいた皆様に引き続き親しまれる場所です。この新たな出発に際し、山本海苔店は「よりおいしい海苔を、より多くのお客様に楽しんでいただく」ことを理念に掲げています。
 「手巻きYAMAMOTO」について
山本海苔店が初めて挑戦する飲食業態、「手巻きYAMAMOTO」では、焼き立ての海苔を使用した手巻き寿司を提供し、訪れる人々に新たな食体験を提供します。手巻きの具材は、東京の名店とのコラボレーションにより、多彩に取り揃えられています。おにぎり専門店「おにぎりぼんご」の監修を受けた具材たちは、伝統と革新を融合させた味わいを実現しています。
手巻きの流れは、目の前で焼かれた海苔で具材を包み、香ばしい香りとともに楽しむ体験です。具材には、クリームチーズや炊きあさり、辛子明太子など、幅広いバリエーションが用意されており、風味の組み合わせが楽しめます。
 地域文化との融合
新本店は地域との共創を目指し、日本橋の活性化に寄与することを願っています。このエリアは、かつて金融街として栄え、多くの人々が行き交っていましたが、今また活気を取り戻しつつあります。山本海苔店は、この流れに乗り、地域の文化を再発信しようとしています。
「手巻きYAMAMOTO」では、地元の食材を生かし、季節感あふれるメニューが提供される予定です。お客様は、和食文化の魅力に触れながら、日本橋の歴史を感じることができるのです。
 開店記念イベント
新本店のオープンを記念して、特別なプレゼント企画も用意されています。新本店で税込2,160円以上購入、もしくは飲食された先着200名に「たち吉 × 山本海苔店 オリジナル皿」が贈られます。これは新しい店舗体験を祝い、多くの方にお越しいただくための企画です。
 今後の展望
山本海苔店の代表取締役社長、山本貴大氏は、海苔業界の未来を見据えています。長年支えてきたギフト市場の縮小が進む中、質を重視した商品を提供し続けることで、新たなファンをつくりたいとのこと。手巻き寿司を通じて、海苔の真の美味しさを再発見し、世界にその魅力を伝えることを目指しています。
新しい店舗の開業で、山本海苔店は伝統を守るだけでなく、革新をもたらす存在として地域に根ざし、より多くの人々に愛されていくことでしょう。
2025年11月4日にオープンするご期待にぜひ応えてください。そして、手巻き寿司を楽しむ新たなスタイルを体験しに、日本橋の新本店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
