子どもたちの健やかな成長を支える新しいだしパックの導入

最近、保育園の給食に新たな取り組みとして、天然由来の素材を使用しただしパックが導入されました。このだしパックは、株式会社にんべんとWITHホールディングスの共同プロジェクトの一環として、2023年4月より全園で使用されることが決定しました。それでは、この新しいだしパックの特徴や導入の意義について詳しくご紹介します。

天然素材にこだわっただしパック

このだしパックには、国内製造の鰹節と北海道産の昆布が使用されています。不織布に包まれており、アクがだしに溶出するのを防ぐ設計になっているため、濃厚な混合だしを短時間で簡単に引くことができます。手間いらずで、家庭でも手軽においしいだしが楽しめます。

商品詳細

- 商品名: だしパック・かつお昆布 50g×20袋
- 内容量: 50g×20袋
- 賞味期間: 製造日より1年
- 発売日: 2025年2月28日予定

給食メニューへの活用

導入されただしパックは、保育園の給食で多様なメニューに使用されます。例えば、鶏じゃがやみそ汁、一党だしごはん、すまし汁、野菜の煮物など、バリエーション豊かな料理に利用されています。栄養士や園長からは、子どもたちが「おいしい！」と喜んで食べる姿を見られると好評の声が寄せられています。

採用の背景

ある栄養士は「『だし』を使ったメニューは特に人気で、自然な味わいが好評でした。おかわりする子どもたちも多く、塩分が少ないながらも美味しいと感じてくれたのが嬉しいです」と語ります。

園長も「子どもたちが『だし』の香りや味に感動し、食への興味が高まるのを実感しています。この取り組みは新鮮で、私たちの期待以上の反応を得ています」とその効果を述べています。

食育活動への貢献

この新たな試みにより、子どもたちが基本的な調味料である「だし」について理解し、食材への関心を高めています。今後は家庭用の小規模なだしパックの開発も進めていく予定で、食育活動をさらに拡大する意向が示されています。

会社の理念

WITHホールディングスは、すべての人が幸せな人生を送るための支えを大切にし、保育や職員支援の分野で事業を展開しています。子どもに学びの土台を、保護者に安心と喜びを、職員に調和のある働き方を提供し、地域社会に貢献し続けています。

株式会社にんべんは1699年に創業し、日本の伝統食品である鰹節の文化を伝える役割を担っています。豊かな食文化を支えるために、さまざまな商品を通じて、だしの魅力を広げています。