秋葉原の冷麺専門店「東京冷麺」がカレー冷麺の販売を終了！

東京冷麺がカレー冷麺の販売を終了

東京秋葉原の人気冷麺専門店「東京冷麺」が、2025年7月2日（水）をもってカレー冷麺の販売を停止することが発表されました。猛暑の影響で来店者が急増し、厨房のオペレーションに支障をきたしているとのことです。毎年夏になると冷麺を楽しむ人々で賑わうこの店が、どのような背景でこの決断に至ったのか、詳しく見ていきましょう。

カレー冷麺の人気

カレー冷麺は、スパイシーな風味の冷製カレースープと、モチモチの麺が絶妙に組み合わさった一品として評判を集めていました。味わい深いカレーの香りが食欲をそそり、多くのファンに愛され続けてきました。その人気は特に昨年に比べて増しており、夏の名物となっていたのです。

訪れる人々の増加

しかし、6月下旬以降の異常な暑さが原因で、1日の平均来店数が通常時の約1.8倍に達する事態が発生しました。特に気温が30℃を超える日が続くと、来店者が途切れることがなく、ピーク時には行列ができることも。お客さまには嬉しい変化ですが、厨房スタッフにかかる負担は大きく、他のメニューの提供に影響を及ぼし始めました。

効率的な厨房オペレーションが不可欠

カレー冷麺は、仕込みに非常に手間がかかるメニューであるため、他のメニューと同時に提供する場合、人手が足りなくなってしまいます。また、カレー特有の油分や色素が丼に強く付着するため、洗浄作業も通常メニューの約2.5倍の時間を要してしまっているのです。このため、賢い厨房オペレーションが急務となり、提供スピードを上げるためには、どこかのメニューの販売を見直す必要がありました。