万博を席巻するおにぎり専門店「PACKN-TO」に注目
最近、大阪で開催されている関西万博で話題を集めているおにぎり専門店「PACKN-TO」。その特筆すべき点は、具材を一切使わずに“塩むすび”のみで勝負をしているという独自のコンセプトにあります。おにぎりは、日本の伝統的な食文化の一つですが、ここまでシンプルさを追求した店はなかなか存在しません。
絶品のおにぎり、その秘密
「PACKN-TO」が使用している塩は、高知県の塩職人・田野屋塩二郎氏が手がける“完全天日塩”。これにより、厳選されたお米の甘さが最大限に引き出され、一口食べて驚く人が続出しています。「塩だけで勝負」という逆張りの姿勢が、新たな食体験を提案しているのです。おにぎりを一口頬張ると、米と塩の絶妙なハーモニーが感じられることでしょう。
引き算のうまさとその反響
万博会場では、連日大盛況で販売数はまもなく1万個に達しようとしています。SNSでも「食べた瞬間、米と塩の旨さが感じられる」「海外から来た友人も美味しいと絶賛」といった声が多く寄せられています。従来、おにぎりは具材やボリュームで勝負するのが一般的でしたが、「PACKN-TO」はまさにその逆を行く存在となり、注目されています。
世界が注目する日本の味
さらに、「PACKN-TO」は万博において「未発見の日本」の一環としても取り上げられています。2025年の万博内イベント「Undiscovered Japan Festa」では、塩職人・田野屋氏が実際に出演する予定です。この塩むすびは、ただの食事にとどまらず、日本の知られざる文化や美味しさを伝える重要な役割を果たしているのです。
海外展開も視野に
「PACKN-TO」は万博で得たフィードバックを活かし、日本国内外での展開を考えているとのこと。日本食の根幹に立ち返りながら、世界市場にもアプローチしつつあるこのブランドの今後が楽しみです。シンプルな塩むすびが、世界にどのように受け入れられるのか、期待が高まります。
営業情報と店舗概要
「PACKN-TO」は、関西万博内の大阪ヘルスケアパビリオンに出店しています。営業期間は2025年4月13日から10月13日までで、営業時間は午前10時から午後9時まで。販売している商品は、究極の塩むすびをはじめ、期間限定おにぎりもラインアップされています。
会社情報
「PACKN-TO」は株式会社オオサカムセンデンキの飲食事業として展開されており、所在地は大阪市西区千代崎です。1969年に設立され、ドコモショップ運営や医療機器レンタル事業も手がけています。
結論
シンプルながらも奥深い味わいを提供する「PACKN-TO」の塩むすび。万博の舞台で多くの人たちにその魅力を伝え、今後の展開にも期待が寄せられます。食の原点とも言えるこのおにぎりを、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?