アトリオン製菓が歩んだ80年の軌跡
長野県須坂市を拠点に、1979年のヨーグレットの登場以来、健康を意識した菓子の製造に注力してきたアトリオン製菓株式会社。2025年に創立80周年を迎える節目を前に、同社の歩みとこれからの挑戦に迫ります。
80年間の歴史を振り返る
1945年に設立されたアトリオン製菓は、当初「新興産業」としてスタートしました。明治製菓の子会社として、戦後の復興を支える存在となり、徐々に自社製品の開発にシフト。その中で、1979年に発売された「ヨーグレット」は、欧米で注目されていたサプリメントに着想を得た健康志向のお菓子として登場しました。カルシウムとビフィズス菌を配合したこの商品は、今や多くの人々に愛されています。
続いて1980年には「ハイレモン」が誕生。ビタミンCを豊富に含むこの商品は、健康を気にする人々にとって欠かせない存在となりました。これらの商品の成功を受け、同社はさらなるラインアップの拡充にも取り組むようになりました。特に「コーラパンチ」は、2015年に加わった新顔で、ハードグミやタブレットといった新製品の開発を通じて、Z世代の心も掴むことに成功しています。
80周年記念キャンペーン開始!
2025年9月1日に80周年を迎えるアトリオン製菓は、感謝の意を込めて「80周年記念デザインヨーグレット」をプレゼントするSNSキャンペーンを実施します。この特別な商品は非売品で、応援してくださるファンの皆様に向けた特典です。公式Xで詳細をチェックして、ぜひ参加してみてください。
企業の未来への挑戦
アトリオン製菓は、時代の流れを受けて商品開発を行い、今後も消費者との接点を増やしていく方針です。「お菓子の力で日々に驚きと喜びを生み出す」という企業理念をもとに、新たな価値を提案する努力を惜しみません。また、現在は国内市場だけでなく、グローバル市場への展開にも力を入れています。
祝うべき80周年のイベント
今後、80周年を祝う数々の施策があります。2025年6月には記念パーティーが開催され、社内外の関係者が集まり、過去の歴史を振り返り未来について語り合う貴重な機会となることでしょう。更には、地域イベント「須坂みんなの花火大会」で打ち上げられる協賛花火も予定されています。鮮やかな色で塗り分けられる花火は、同社の象徴的な製品を反映したものとなり、地域の皆様と共に祝うことができる素晴らしい機会です。
アトリオン製菓株式会社の代表、山下奉丈氏は「過去80年の感謝を込めて、これからの挑戦を続けていきたい」と述べています。今後の展望に期待が高まります。
まとめ
アトリオン製菓の80年という長い歴史は、大変興味深いものです。「ヨーグレット」「ハイレモン」といった代表商品を通じて、健康志向のニーズに応える姿勢は、これからも多くの人々に支持されることでしょう。新たな挑戦の中で、さらなる発展を遂げることを願っています。これからのアトリオン製菓の動向をどうぞお見逃しなく!