冷凍ビジネスの未来を見据える「JAPAN FROZEN SUMMIT 2025」の全貌

2025年4月18日、デイブレイク株式会社が主催する「JAPAN FROZEN SUMMIT 2025」が開催されました。本イベントは、冷凍ビジネスの成長と業界の進展を目的としており、全国から約150社、250名の業界関係者が集結しました。

開催規模と参加者の特徴

参加企業は多岐にわたり、食品加工業が28%、飲食業が24%と多くの業種が参加したほか、スーパーマーケットやホテル関連の企業も見られました。地域的にも北海道から九州まで、各地からの参加があり、冷凍技術に対する関心の高さが伺えます。

イベントの内容

「JAPAN FROZEN SUMMIT 2025」は、主に三部構成で行われました。第一部では、海外事例を紹介し、デイブレイクのニック・サカガミ氏がアメリカ市場における日本食の存在感に迫りました。特に、冷凍寿司の輸出プロジェクトの進捗についても触れ、アメリカの日系大手スーパーマーケット「ミツワマーケットプレイス」での販売が決定した瞬間は大きな話題となりました。

第二部では、国内での冷凍技術の活用事例が紹介され、多くの経営者が実際の取り組みを共有しました。タカハシフーズやちよだ鮨などの事例では、各企業がどのように「アートロックフリーザー」を活用しているかに焦点をあて、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。

第三部では、グループによる事例交換と商談試食会が行われ、参加者同士が新たなビジネスマッチングの機会を得ることができる場として機能しました。試食会では、寿司や洋菓子など多彩な冷凍食品を直接体験し、味や品質の高さを実感することができました。

参加者の声と今後の展望

イベント終了後のアンケート結果では、なんと96%の参加者がイベントを参考になったと感じており、非常に高い満足度が得られました。参加企業からは「他社との交流が深まった」「新たなビジネスマッチングの可能性が見えた」といったポジティブなフィードバックが寄せられています。

さらに、デイブレイクはこのイベントを基に、業界別や地域別に特化したイベントを展開する計画を発表しました。これにより、今後より具体的なビジネス連携が進められる見込みです。