ハナマルキとイオンアグリ創造の新プロジェクト始動
味噌や醸造製品で知られるハナマルキ株式会社が、イオンアグリ創造と共同で「液体塩こうじ×わけあり野菜」プロジェクトの第4弾を10月1日から開始します。今回のプロジェクトでは、規格外のオーガニックにんじんと液体塩こうじを組み合わせた商品が登場します。この取り組みは、食品ロス削減を目指し、廃棄される運命にあった野菜たちに新たな価値を提供することを目的としています。
食品ロス問題に直面する日本
現在、日本では464万トンもの食品が廃棄されているとされています。これは、国民一人あたり年間約37キロにも及ぶ量です。特に農産物の中には、見た目やサイズの基準に合わないために市場に出ることなく廃棄されるものが多数存在します。こうした食品ロスの現状を憂慮し、ハナマルキはSDGsに基づいた取り組みとして食品ロスの削減に取り組んでいます。
プロジェクト「液体塩こうじ×わけあり野菜」の歴史
このコラボレーションプロジェクトは2022年に始まり、その第1弾では規格外の青いトマト、第2弾では傷のついたナス、第3弾では形が不揃いなきゅうりを使用しました。今後もさまざまな規格外の野菜を取り入れながら、料理に使えるレシピを提案していく予定です。
新商品概要
10月1日より販売される「液体塩こうじ×わけありオーガニックにんじん」では、サイズが不規則なために市場で流通しないオーガニックにんじんと、ハナマルキの液体塩こうじをセットで提供します。なお、セットの内容は、300mlの液体塩こうじと約5kgのオーガニックにんじん。販売価格は2,625円(税込)、国内送料は一律500円です。販売はイオンアグリ創造のECサイト「イオン農場ショップ」で行われます。
プレゼントキャンペーンも実施
さらに、10月20日から27日には、ハナマルキの公式Xアカウントを通じて「液体塩こうじで食品ロス削減!プレゼントキャンペーン」を開催予定です。応募者には液体塩こうじと規格外のオーガニックにんじん及びミニレシピがプレゼントされます。参加方法は、公式Xアカウントをフォローし、キャンペーン投稿に「いいね」とリポストを行うだけです。
食品ロス削減の意義
ハナマルキとイオンアグリ創造は、新たなレシピを通じて規格外の野菜たちの魅力を引き出し、食生活に親しんでもらうことで、より多くの人に食品ロス問題に関心を持ってもらう活動を続けています。お料理に彩りを与えてくれる規格外のにんじんを、ぜひ液体塩こうじで美味しく仕上げてみましょう。
レシピの一例として、丸ごとにんじんの炊き込みご飯や、キャロットラペ、ニンジンのドレッシングが提案されています。それぞれのレシピは簡単に作れるものばかりで、健康にも優しい一品となっています。さまざまな料理の選択肢から、食材の無駄をなくし、豊かで持続可能な食生活を一緒に楽しみましょう!