ちゃんみなが語る多様性
2025-04-07 12:14:26

ちゃんみなが語る多様性の重要性と音楽の未来についてのトークイベントレポート

ちゃんみなが語る多様性の重要性と音楽の未来



2025年3月27日に東京・Google渋谷オフィスで行われたイベント「YouTube Japan Women in Music with ちゃんみな supported by Billboard Japan」では、音楽の分野で活動する女性たちを支援するさまざまな取り組みが紹介されました。このイベントは、音楽業界における多様性を促進することを目的としたプログラムの一環であり、これまでの取り組みと今後の展望について熱い議論が繰り広げられました。

最初に登壇したのは、モデレーターを務めるYouTubeアーティストリレーションズの佐々木舞氏。各社の多様性推進の取り組みを紹介し、特に、TuneCore Japanの新妻里華氏は、同社を通じて活動する女性アーティストの数が年々増加していることをデータで示しました。また、The Orchard Japanの増田雅子氏は、男女比率を50:50にすることを目指したプロジェクトを発表しました。

この後、ゲストスピーカーとして登場したのは、ラッパーでありガールズグループ「HANA」をプロデュースするちゃんみな氏。彼女は、前例のない多様性を重視したオーディション「No No Girls」について語りました。このオーディションは、身長、体重、年齢、国籍に制限を設けておらず、誰でも参加できる仕組みが話題を集めました。

ちゃんみなが言う「多様性」についての考え方は非常に興味深いものでした。「多様性は見た目やジェンダーを受け入れることだけではありません」と彼女は言います。キャリアを積む中で、自身が持たれている「イメージ」についても触れ、「そのイメージが、選択肢を狭めてしまうことがある」と提言しました。彼女は、多様性についての新たな視点を持つことの重要性を強調し、「誰もがその人自身に対する理解を深めることが大切だ」と語りました。

続いて、山崎氏が発言。多様性には正解はないとしながらも、参加者たちと意見を交わしたのです。特に、日本における多様性の話題では、アイデンティティの大切さが共有され、「自分たちが何を持っているのかを忘れずに、新しい世界を創り上げていくことが重要」と語りました。

イベントの最後には、来場者からの質問コーナーがあり、「日本の音楽業界に何を期待しますか?」という問いに対して、ちゃんみなは「オリジナリティを求めたい」と明言。彼女は、日本のユニークさをアートとして表現することの大切さを再認識しました。

また、彼女が「社会にはおかんバイブスが必要」と語ったことも大きな注目を集めました。彼女が辛い時期に支えとなった存在が「おかん」であり、その大切さを伝えたいと述べました。「皆さんも心におかんを宿してほしい」というメッセージには、会場からの拍手が沸き起こる場面も見られました。

このイベントを通じて、音楽の世界における多様性の重要性や、仲間とのつながりを再認識させられる時間となりました。音楽が持つ力を信じて、これからも様々な変化を楽しみにしたいと思います。コミュニティとしての力を生かしながら、新たな未来に向けて一緒に進んでいくことが求められています。どうぞ、次回もこのような素晴らしいイベントに期待したいと思います。


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