歌舞伎襲名記念!音羽屋の新たな門出を祝う一冊
江戸歌舞伎の象徴とも言える尾上菊五郎の襲名記念として、待望の書籍『音羽屋三代八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助襲名記念』が、2025年4月28日に小学館より発売されます。この本は、歌舞伎ファンのみならず広く日本中の人々を興奮で包み込む、まさに貴重なアイテムと言えるでしょう。
半世紀ぶりの襲名
八代目菊五郎の襲名は、長い歌舞伎の歴史において大きな出来事です。さらに、彼の息子である六代目菊之助も同時に襲名するということで、家族の伝統が新たに形作られます。八代目菊五郎は、「代々の菊五郎の思いを受け継いでいく」という意気込みを語り、菊之助も「心は決まった!」と、意気込みを示しています。
充実の内容
本書には、魅力的な内容がぎっしり詰まっています。カラー写真96ページには、襲名を前にした新菊五郎と新菊之助の舞台写真が収められ、彼らの華やかなパフォーマンスが再現されています。また、祖父である七代目菊五郎からのメッセージや、親子三代による鼎談も収載されており、舞台裏ではどのような思いがあったのかを知ることができます。特に、七代目菊五郎が伝えたいことや、子や孫への期待感など、家族の絆を感じるエピソードが聴けるのも興味深いです。
見逃せないオフショット
さらには、貴重なオフショットも盛りだくさんです。新菊之助がまだ子どもだった頃の舞台裏の様子や、祖父と共演した時の微笑ましい瞬間など、ファンにはたまらない写真が満載。彼らの成長とともに、音羽屋の歴史が感じられる一冊となっています。
丸ごと楽しむ音羽屋の魅力
「この本を読み返すたびに、菊五郎襲名時の気持ちを忘れないでいきたいです」と八代目菊五郎が語るように、本書はただの記念本ではなく、三代にわたる芸の深さや、音羽屋の理念を知るためのガイドブックとなっています。新菊之助は、「これまでのすべてが詰まっている本です」とコメント。読者にとっては、家族の物語と共に歌舞伎の世界観を深く理解できる貴重な機会となるでしょう。
結びに
音羽屋の新たな歴史の1ページが記されたこの書籍は、世代を超えた人々に感動を与えることでしょう。そして、今後の菊五郎と菊之助の活躍に期待が高まるばかりです。ぜひ手に取って、彼らの思いと情熱を感じてみてはいかがでしょうか。