食の未来を切り拓く!『THE BENTO BOX』
私たちの食生活は常に変化しており、未来の食産業には新たなアプローチが求められています。そんな中、一般社団法人Next Prime Foodが発表した新規事業共創プログラム『THE BENTO BOX』は、未来の食に関心を持つ企業や研究者にとって注目の機会となるでしょう。2025年11月から始まるこのプログラムは、食や農業、素材、エネルギーなど多岐にわたるテーマを通じて、実践的なビジネスモデルの設計と串刺し的な情報共有を図ります。
プログラムの目的
『THE BENTO BOX』は、大企業の研究開発や事業開発部門を主な参加対象とし、食関連産業の抱える重要なテーマを学びながら、他の業界との共創を通じた事業構想の具体化を目指します。持続可能性や健康、エネルギー、物流など、多様な技術や社会的な課題に対する意識を高める場として、以下の4つのステージに分かれた構成となっています。
1.
DISCOVER - テーマ別マッチングと事業機会の特定
2.
DESIGN - 事業共創プランニングとリソース設計
3.
DECLARE - 共創プラン発表と外部評価(DemoDay)
4.
DEPLOY - PoC支援および事業化フェーズへの移行支援
プログラムの詳細
プログラムは全7つのテーマで構成されており、それぞれ参加者に新たな知識やアイディアを提供します。例えば、未来の食の開発や日本に特有の一次産業の持続可能な発展、流通システムの革新などが挙げられます。また、各セッションはオンライン形式で実施されるため、地域を問わず多くの事業者が参加可能です。
日程の井出
- - 11月5日(水) Kick-off Session
- - 11月19日(水) 未来の食の開発
- - 11月27日(木) 日本独自の一次産業を持続可能に
- - 12月3日(水) 流通システムの革新/栄養・長寿・健康維持
- - 12月10日(水) 生活者行動の変革/食とエネルギー
- - 12月16日(火) 食文化の継承とイノベーション(仮)(懇親会あり)
参加者は、これらのセッションを通じて、21時間の充実したインプットを得られる他、専門家からのメンタリングも受けられます。事業化を意識した共創設計支援も行われ、スタートアップとの連携を助けるため、具体的な成果を目指す仕組みが整っています。
参加対象とメリット
このプログラムは食、農業、化学、素材、エネルギー関連の企業が主な対象です。技術を社会実装につなげたい研究者や新たな市場を探索したい企業にとっても有意義な機会と言えるでしょう。大企業が持つ意思決定の構造とスタートアップの技術を結びつけることで、参加者は共創のモデルを模索することができます。これにより、業界全体の競争力が高まると同時に、持続可能な社会の実現へと寄与することが期待されています。
代表理事のコメント
実行委員会からも強いメッセージが発表されており、代表理事の田中宏隆氏は「『THE BENTO BOX』は、食の未来産業を担う企業にとって、技術や知見を社会価値へ転換するための実践的なプログラムです。今回の取り組みを通じて、参加企業が具体的な事業共創へ進むことを期待しています」と述べています。
また、もう一人の代表理事である有馬暁澄氏は、「スタートアップの技術や研究成果を社会に実装する場が必要です。このプログラムでは、技術から事業化のプロセスを結びつけ、具体的な成果を目指します。」と力強い言葉でプログラムの意義を説明しています。
募集締切と問い合わせ
参加を希望する方は2025年10月31日までに、Next Prime Food事務局へ意向を伝えることが必要です。詳細な情報や問い合わせは、以下のメールアドレスから行うことができます。
- - Email: admin@nextprimefood.com
新たなビジネスチャンスを求めている企業や個人にとって、『THE BENTO BOX』は未来への第一歩を踏み出す絶好の機会です。ぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。