台湾ファッションの魅力
2026-09-08 13:40:21

東京で華やかに開催された台湾ファッションの合同ランウェイイベント

台湾ファッションの新たな潮流を感じる「TAIWAN SELECT 27SS」の魅力



2026年9月3日、東京・渋谷ヒカリエ ホールBで開催された「TAIWAN SELECT 27SS」は、Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/Sのパートナーシップショーとして注目を集めました。このイベントでは、台湾発の2つのファッションブランド、YentityとS’ranouirが合同ランウェイを披露し、現代台湾ファッションの革新性を存分に発信しました。

Yentityの新しいクラシック



Yentityは、2018年にデザイナー董亭言によって設立されたブランドです。デザイナーの名を自身のブランド名に取り入れ、「それぞれが独立して存在する抽象的な実体」という意味を持つ「Entity」を組み合わせた名前です。Yentityは、洗練された知性と自由な精神を持つ女性の姿をインスピレーションに、都市女性のためのファッションを創り出しています。

中性的なシルエットが特徴で、Yentityは女性の身体を伝統的な美の基準で評価することから解放します。特に、タイトな服や過度な肌の露出を避けて、自信に満ちた個々の美を引き出すことを目指しており、そのためにニュートラルカラーを使用したコレクションを展開。メンズとウィメンズウェアの境界を溶かすようなデザインが、現代の「新しいクラシック」としての位置づけを確立しています。

S’ranouirの独自の探求



一方で、S’ranouirは、身体の快適さを重視しながら感情的なつながりを大切にするブランドです。彼らは素材の解体と再構築を通じて、衣服におけるフォルム、身体、機能の新たなバランスを探求しています。オリジナルのメタルパーツを使用し、季節やシーンを選ばず着用できる多様な服を展開。

繊細なクラフツマンシップと心地よい素材が組み合わさることにより、S’ranouirの服は着る人との深いつながりを育みます。その思いは、人が自由に選べるスタイルを提供し、日常生活に思い出となる記憶を残すことにあります。

2つの視点から見る台湾ファッションの多様性



YentityとS’ranouirは、異なる美学と制作方法を持ちながらも、共通して着る人の個性や自由を尊重しています。ジェンダーに対する固定観念を疑問視するYentityと、素材の解体・再構築によってその可能性を広げるS’ranouirのアプローチは、それぞれが台湾ファッションの多様性を伝える重要な要素となっています。

合同ランウェイは、台湾ファッションを一つの枠に収めることなく、その奥行きと豊かさを示す絶好の機会でした。TAIWAN SELECTはこれからも新世代のデザイナーと共に、台湾の創造力や技術、文化を世界に発信し続けていくことでしょう。

未来を見据えて



今回の「TAIWAN SELECT 27SS」は、台湾ファッションの可能性の広がりを感じさせるイベントでした。Yentityにしろ、S’ranouirにしろ、それぞれの視点を通じて、私たちは未来のファッションがどのように変わっていくのかを予感させられました。これからもこのようなイベントに期待が高まります。ファッション界における台湾の存在感をさらに強めていくことでしょう。


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