アイルランドが来日
2025-06-17 18:13:55

アイルランド政府貿易使節団が日本に来訪、農産物の魅力を伝える

アイルランド政府貿易使節団が日本へ



2023年6月、アイルランドのマーティン・ヘイドン大臣を率いた貿易使節団が、日本にて4日間にわたるトレードミッションを行いました。このミッションでは、アイルランドが誇る高品質の食品や飲料の日本市場への参入がテーマとなり、東京と大阪の2都市を訪問しました。

ウイスキーの魅力を発信



特に注目されたのは、東京・四谷にある新庁舎「アイルランドハウス東京」で開催された「アイリッシュウイスキーフェスティバル2025」です。このイベントでは、日本の輸入業者や小売業者に向けて、11社のアイリッシュウイスキーが紹介されました。近年、アイルランド産ウイスキーの人気が急上昇しており、特に日本向けの輸出額は前年に比べ39%増と好調でした。

日本市場の重要性



日本は、アイルランド政府の飲料戦略において重要な市場として位置付けられており、今回のミッションを通じて、日本との関係をさらに深めることができたとヘイドン大臣は強調しました。特に、農産物や乳製品に関する最新の安全性や持続可能性をトピックに、日本政府関係者との対話が実現しました。

万博での国際的なダイアログ



その後、一行は大阪の万博へと移動し、国際的なパネルディスカッションに出席。この場では、「農業および食品分野における持続可能性と革新」がテーマとされ、アイルランドの取り組みを世界に発信しました。また、ナショナルデーには、アイルランドの文化を紹介する催しも行われ、参加者はアイルランドの音楽や踊りに触れる機会を得ました。

主な成果



トレードミッションの結果として、以下の重要な成果が発表されました:

  • - アイルランド産オイスターの日本市場再上陸が発表され、特定のレストランでの提供が決定しました。
  • - 「Chefs' Irish Beef Club Japan」に新たに3名の日本人シェフが加盟し、アイリッシュビーフの認知向上に貢献します。
  • - 人気ポテトチップスブランド「Keogh's」が日本市場に初進出し、注目を集めました。

これらの成果は、今後数年間の持続的な業績向上につながると期待されています。アイルランド政府食糧庁Bord BiaのCEOも、このトレードミッションがいかに重要であったかを振り返り、日本との関係が今後も深化することを確認しました。

持続可能な未来を見据えて



アイルランドは、食品の持続可能性に関する取り組みにおいても先駆的な役割を果たしており、国家的なプログラム「オリジングリーン」を通じて、その成果を世界中に広めています。今後も、アイルランド産食品の魅力を国際市場に発信し続けることで、質や安全性、持続可能性の確保に努めていくことでしょう。加えて、今後のトレードミッションにおいても日本市場の重要性が強調され、さらなる連携が期待されています。これらの活動を通じて、私たち消費者もアイルランドの素晴らしい食品や文化に触れる機会が増えることでしょう。


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