シューズブランドÖffenがB Corp認証を取得!
最近、シューズブランド「Öffen」が国際的な認証「B Corporation™(以下、B Corp)」を取得したことが発表されました。この認証は、企業活動を5つの領域、「環境」「働く人」「コミュニティ」「ガバナンス」「顧客」から評価し、持続可能な取り組みの証として知られています。ÖffenのB Impact Assessment™の総合スコアは80.1点で、200点満点中80点以上が認証基準とされています。
Öffenのブランドミッションと歴史
2019年の設立以来、Öffenは「一歩ずつ、心地いいほうへ。」というミッションを掲げています。彼らは、お客様や製造者、地球環境への正直で誠実なアプローチを大切にし、サーキュラーエコノミーの実現に向けて努力してきました。その一環として、彼らはゼロ・ウェイストの製造プロセスに取り組み、無駄を出さないものづくりを追求しています。
特に興味深いのは、残布を再利用し新たな製品として生まれ変わらせる「REBORN PROJECT」で、地域や他ブランドとのコラボレーションも行っています。2026年6月には、家庭で不要となった紙袋を店舗で回収し、リユースする「NICE PASS」プロジェクトを始めるなど、循環型社会を目指した取り組みを進めています。
製品開発と環境への配慮
Öffenは、製造過程で使用する材料にもこだわっています。例えば、シューズのアッパーには使用済みペットボトルから作られた再生ポリエステル糸を使用し、1足あたり約8本分のペットボトルを再利用しています。これにより、累計で約1,608,000本分のペットボトルを再生させていることになります。また、靴箱を廃止し、繰り返し使える「Wrappy Towel」で包装するなど、製品そのものの設計からも廃棄物削減に取り組んでいます。
プログラムと販売の実績
さらに、Öffenではシューズの回収プログラムを通じて、2025年には296件の修理を受け付け、308足のシューズを回収。この中から139足がリセール販売されるなど、循環型のビジネスモデルを確立しています。2026年7月時点でのシューズの回収数は累計822足に達し、その中で325足がリセールとして再び市場に出されています。
リリースされた55品番の中で、60%に当たる33品番は3年以上も販売が続いており、これはÖffenの製品が消費者に長く支持されていることを示しています。
Öffenの企業理念と今後の展望
今回のB Corp認証の取得は、Öffenが創業以来積み上げてきた持続可能なものづくりが第三者によって評価された結果と言えます。この認証は企業にとって終点ではなく、新たなスタートライン。Öffenは今後、温室効果ガスの排出量を可視化し、透明性を高める取り組みを続けていくとしています。また、新たな技術やサービスを持つ企業とも協力し、さらなる循環型社会の実現を目指しています。
プロデューサーの日坂さとみ氏は「今回の認証は私たちの取り組みが評価されたことを嬉しく思うとともに、今後の課題を明らかにする機会でもあった」とコメントしており、企業のさらなる展望に期待が寄せられています。Öffenがどのようにして持続可能な社会を築いていくのか、これからも目が離せません。
Öffenについて
Öffenは株式会社Normsによって運営される日本のシューズブランドで、「一歩ずつ、心地いいほうへ。」をミッションとしており、ゼロ・ウェイストの実現を目指し、多様な人材が活躍できる環境を整えています。持続可能な製品設計にとどまらず、地域との共創にも力を入れており、本当に長く愛される製品を通じて、より良い未来の実現に貢献しています。今後も楽しみなブランドです。