音楽とモータースポーツの融合
現役のレーシングドライバーである名取鉄平選手が、アーティスト名「TEPPEI」として音楽の世界に新たな一歩を踏み出しました。彼のファーストシングル『Vision』が2025年6月18日にリリースされ、ファンの間で話題沸騰中です。この曲は、自身の人生やファンへの感謝の気持ちを音楽として表現したものです。名取選手はこれまでも、レースの裏で音楽に助けられた経験を持ち、音楽活動への思いを強く抱いていました。
ファーストシングル『Vision』
『Vision』は、名取選手が音楽活動を始めるきっかけとなった楽曲です。彼はインタビューで、「ファンの皆さんに寄り添える曲を作りたかった」と語り、自分自身の気持ちにも焦点を当てたと述べています。特にレースに苦しんだ時期や海外での経験から音楽がどれほど自分を支えてくれたかを感じており、今回はその思いを歌に込めています。
リリース日には、ファンや音楽を愛する全ての人々に向けたメッセージが詰まっています。「自分の曲が誰かの支えになれば」という想いから、この曲を制作し始めたのは今年の1月からでした。プロの歌手ではなくても、自分にしか表現できない言葉があるとの信念を持っています。レースを追いかける中で、音楽という新たな挑戦を通じて自身を見つめ直す機会となっています。
アーティスト名「TEPPEI」の由来
名取選手が「TEPPEI」と名乗る理由は、彼自身の本名を使うことによって、ファンに対して直接的にメッセージを届けたいと考えたからです。音楽活動を通じて彼の真摯な思いがファンに届くことを願っています。
レースへの意気込み
『Vision』の歌詞には、名取選手の参加する「AUTOBACS SUPER GT Round3 SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025」についてのフレーズも盛り込まれています。「歌に綴る雲の上でセパンまでのフライト」という部分は、タイヤテストのためにセパンサーキットへ向かう際に考えていたリリックが反映されています。このレースは彼にとっても特別な意味を持ち、今シーズンの中で重要な位置を占めています。
「セパンは得意なサーキットの一つ。そこでの優勝を目指して全力で挑む」と力強く語る名取選手。この新しい挑戦と共に、彼の音楽もどのように成長していくのか、非常に楽しみです。
名取鉄平Profile
彼はNISMO(日産)/KONDO RACING TEAMに所属し、SUPER GT500クラスに参戦する現役のレーシングドライバーです。音楽活動を通じて、ファンへの感謝の気持ちを表現することを目指しています。6月27日からはマレーシア・セパンでのレースにも出場予定です。
SNS情報
名取鉄平選手の新たな挑戦に、ぜひ注目してみてください。