感動の結成2周年記念ライブ、僕が見たかった青空の成長
2025年6月15日、「僕が見たかった青空」(通称:僕青)は、結成2周年記念ライブを東京・Zepp DiverCityで開催しました。この特別な日はファンとの絆を一層深める機会となり、会場は熱気に包まれました。
このグループは、乃木坂46の公式ライバルとして誕生し、数多くのオーディション応募者から選ばれた23名によって2023年にデビューしました。デビューシングル「青空について考える」は瞬く間に注目を集め、同年の『第65回輝く!日本レコード大賞』で新人賞を受賞。2025年には全国ツアーも実施し、ファンを魅了する様子が見られました。
ライブのスタート
会場が埋め尽くされた中、デビューシングルの衣装を身にまとった八木仁愛がライブの幕開けを告げると、メンバーたちが一斉に登場。安納蒼衣のドラムで始まったパフォーマンスに合わせて、彼女たちは見事なダンスを繰り広げました。観客の心は高まり、青色のペンライトが振られる中、「青空について考える」のイントロが流れると、一層盛り上がりを見せました。ファンが声を揃えて「ぼくあお」とコールする姿は、まさに一体感そのものでした。
中盤では、メンバーたちが先輩たちを意識しなかった1周年記念ライブの思い出を振り返り、その姿から彼女たちの成長を感じることができました。特に須永心海の涙ながらの自己紹介の写真が映し出され、当時の不安や緊張が伝わってきました。
新たなる発表と副リーダーの誕生
ライブの中では、柳堀花怜が副リーダーに就任したとの発表もされ、観客からは驚きの声が上がりました。彼女はこの新しい役割への決意を語り、「僕青に愛を捧げることが大事」とファンへの想いを伝えました。
新曲「Disco Dance Time」は、初めてHandy Visionを取り入れたパフォーマンスで会場を盛り上げ、特に風のように軽やかなダンスが印象的でした。観客も思わず体を揺らし、全体の一体感が生まれる瞬間が訪れました。
コント企画とファンとの絆
ツアー恒例のコント企画も実施され、メンバーが日記を読み上げる中で、笑い声が会場中に響き渡りました。プライベートなことで観客を楽しませつつ、メンバーSNSの開設も発表され、ファンとの距離感をさらに縮める印象がありました。
このライブでは、「炭酸のせいじゃない」という曲で身体を揺らしながら、観客の心をつかみ、最後の言葉で感謝を伝える姿が観客を涙ぐませました。「僕たちの成長を信じて応援してくれた」と、彼女たちの真っ直ぐな眼差しが印象的でした。
未来へのメッセージ
そしてライブの締めくくりには、杉浦英恋が感謝の気持ちを伝えつつ、さらなる成長への決意を新たにしました。「来年は僕青でアリーナを目指している」との言葉は、多くのファンの胸を熱くしました。彼女たちの夢がどのようにかなっていくのか、これからの活動に目が離せません。最後に披露された「空色の水しぶき」は、その夢を象徴するかのように感動的に響き渡りました。
この2周年記念ライブは、僕青の新たなステージへの第一歩となり、さらに多くの人々に彼女たちの魅力が届くことを願っています。