音楽でつながる!
2025-03-18 14:39:24

音楽で世代間の絆を深める!ParoToneバンドが大阪・関西万博に初登場

音楽の力でつながる世代を超えたコミュニティ



音楽は人々をつなぐ「共通言語」です。この度、大阪大学発のスタートアップ企業eMotto株式会社が開発した、「挫折しない楽器 ParoTone」を用いたバンドが2025年4月26日に大阪・関西万博でパフォーマンスを行います。バンドメンバーは20代から70代までの多世代で構成されており、音楽を通じて世代を超えた交流とコミュニケーションを実現することを目指しています。

ParoToneの開発背景


音楽を楽しむことは、世代幅広い人々が共に楽しむことができる活動です。しかし、従来の楽器は習得に難しさがあり、挫折してしまう人が多いことも事実です。2022年のヤマハ音楽振興会の調査でも、楽器挫折率は40%以上にのぼりました。そんな中、eMotto株式会社は2019年にParoToneの開発に着手し、「誰でも気軽に楽しめる楽器」をコンセプトに、習得のハードルを下げた楽器を生み出しました。

ParoToneバンドの取り組み


ParoToneを使用するバンドは、特に50代以上の参加者に焦点を当てて結成されました。2024年8月から東京都江東区で練習を開始し、定期的に集まりながら心を通わせる演奏を楽しんできました。メンバーたちは、演奏中に他のメンバーの目を見ることで、音が揃う楽しさを実感しています。音楽を通じて生まれるつながりが、地域コミュニティの形成につながっています。

大阪・関西万博への参加


2025年の大阪・関西万博において、ParoToneバンドは特設ステージでのパフォーマンスを披露します。発表日は2025年4月26日、ブースではParoToneの体験コーナーも設けられる予定です。多様な世代のメンバーがお互いを尊重し、共に音楽を奏でる姿は、多世代共生社会の理想形を映し出すことでしょう。

参加者の声


バンドメンバーの声も印象的です。70代男性の和田さんは、「ジャズの曲をお客さんの前で披露することができ、夢が叶った気持ちになりました」と語ります。また、近藤さんは、「家族の中で音楽に参加できなかったことに悩んでいましたが、ParoToneに出会い、ライブ参加の夢を持てるようになりました」と述べています。このように、ParoToneは単なる楽器ではなく、音楽を通じたコミュニケーションツールとしての役割を果たしています。

ParoToneの魅力


ParoToneはピアノの約5倍の速さで習得できる楽器で、使い方が簡単なのが特徴です。スマホに接続するだけで初日から合奏が可能なこの楽器は、音楽理論の複雑さを排し、感情を自由に表現できるツールです。試行錯誤を重ねることで、自分に合った演奏スタイルを見つけられる深さも持ち合わせています。

今後の展望


eMotto株式会社は、今後もParoToneを通じて地域コミュニティの形成を促進し、特にアクティブシニアを中心に世代を超えた音楽活動を支援していく予定です。2025年4月には大阪・関西万博でのパフォーマンスを経て、さらなる活動展開を目指します。これからも音楽の力で、心をつなげるコミュニティ作りに貢献していきます。

興味がある方は、ぜひイベントの参加申込フォームからお申込みを!音楽は、私たちの生活に彩りを与え、他者とのつながりを深める強力な力を持っています。


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